寒空の下＿4 ページ33
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涼「…ｺﾎｯ…んん………」
家の中ってありがたいほど暖かくて。
大ちゃんが準備してくれたから、今は侑李とお風呂。
侑「ゆーり、せなかあらってあげる！」
涼「ありがと…」
もこもこと泡をたてた侑李が至れり尽くせり何でもやってくれて。
お返しに俺も洗ってあげるけど……侑李はほんと良い子。
泡を流すときも騒ぐことなくおとなしく座っているんだもん。
涼「ゆーり、綺麗になったよ〜……ｺﾎｺﾎｯ」
侑「……りょおすけ、かぜ？」
涼「んー、そうかも……」
………鍵を忘れるとは、まさかの落とし穴……
予定は狂うし風邪っぽいしで、侑李がいなかったら今頃完全に落ち込んでただろうな……
侑「りょおすけまっしろ〜だいきはまんまる〜♪」
涼「ふふっ、何その歌」
侑「だいきのおなかすごいんだよ、」
涼「またぁ？この前ダイエットしてなかったっけ」
侑「けぇくんが、だいちゃんはいしがよわいって」
脱衣所で淡々とそう言いながらタオルで体を拭く侑李。
この落ち着き方は俺や大ちゃん、慧くんにもない……
誰に似たんだろうね、なんて考えながら侑李とリビングへ行くと、鍋をかき混ぜながら鼻歌を歌う大ちゃんがいた。
大「慧はまだかかるらしいから先にご飯食べて温かくして早く寝な。あ、明日学校は様子見な」
涼「はいはい、熱がなかったらいいでしょ？」
大「熱がなくても、」
涼「ゆーり、ご飯食べよ〜」
大「あ、こら！最後まで聞け！………」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
大貴side
侑李の迎えに行って、帰ったら鍵を忘れて玄関前で座り込んでいた涼介。
……しかも寝てた。
おそらく三時間くらいは雨の降る寒空の下で。
くしゃみしているし震えているし、確実に風邪を引いただろう。
喋り方、語尾が少し伸び気味なのがその証拠。
大「涼介の大好きな野菜スープ作ってやったから」
涼「えー…野菜好きじゃない……ｸｼｭﾝｯ…」
もっと早くに帰ってこれればよかったんだけどあの担任全然いなくならねぇんだよ……
スーパーに寄ろうか迷って残り物で済ますことを決めたあの決断を成績に加点して欲しいわ。
涼「だいちゃん、寝る前にココアつくって〜…？」
大「仕方ねぇな」
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夢莉(プロフ) - トマト丸。さん» 他のお話と融合させるかもしれませんが、移行先で考えてみます！リクエストありがとうございます！ (2020年3月7日 19時) (
レス) id: 62134ae4e1 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - あーちゃんさん» はじめまして(^^)光栄です…！移行先で考えてみます！リクエストありがとうございます！ (2020年3月7日 19時) (レス) id: 62134ae4e1 (このIDを非表示/違反報告)
トマト丸。 - 涼ちゃんが高熱がでてしまい熱性痙攣で一時意識不明の重体になってしまうところを見たいです!!!!よろしくお願いします!!!! (2020年3月7日 14時) (レス) id: 064c528e5b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - はじめまして！何度か読み返してしまうほど大好きです！リクエストしたいのですが、涼ちゃんがノロウイルスで嘔吐がひどくなかなか治らず家族みんなで看病する、というのをお願いしたいです!!よろしくお願いします！ (2020年3月5日 21時) (レス) id: 4ea081dbc4 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - らんさん» わぁ嬉しいです…！了解しました！少し先になりますが、移行先3の方で書かせていただきますね！リクエストありがとうございます！ (2020年3月5日 20時) (レス) id: 62134ae4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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