お兄ちゃん、ずっと一緒だよ。【鬼滅の刃】

おやすみ前の善逸 ページ4

善逸「は〜。夕霧、今日はいちだんと元気だったね〜
逸成が寝かしつけてくんなかったら、俺もう徹夜だったよ〜…」


A「ふふ、ありがとう。
逸成は本当にいいお兄ちゃんになったよね。」


善逸「そうだな〜
ちょっと前に生まれたばっかなのにあんな大きくなっちゃってさ、もう俺のことジジイとか呼んでくるし！」


くすくす笑っている可愛いお嫁さん

愛おしすぎて、そっと抱きしめると、小さな手を回してきゅっと抱きしめ返してくれる。


こんなに小さな体で、4人の子どもを守って生んでくれたんだ。

俺はもう4人の子どもの父ちゃんで、可愛いAの旦那さん。


子どもの前ではAのこと、母ちゃんって呼ぶけど、2人のときは名前で呼ぶようにしてる。

Aも、2人のときは善逸って呼んでくれる。


いまだに胸がきゅんっとして、もっと大好きになるんだ


A「善逸？どうしたの？」


善逸「んーん、なんでも！
Aはほんとにかわいいなって思ってさ〜」


A「私なんてもうおばさんなのに。
善逸は、ずーっとかっこいいけどね。」


善逸「何言ってんの！Aは今でも男が放っておかないんだから！町に行ったときなんか大変なんだからさ！」


A「何があっても、生まれ変わったって私は善逸のお嫁さんになりたいなあ。」


突然こんなかわいいことを言い出すからたまらない。

かわいさに悶えているとAは俺の頬に口づけをする。


頬から唇、顎、首筋に移動し、鎖骨にちゅうっと吸い付いて跡を残す。


善逸「…好きだね、それ。」


Aは甘えたくなるといつも跡をつけてくる。
すごくかわいいしうれしいんだけど、子どもたちと風呂に入っているときに見られて、少し怪しまれた。

逸成にはもう虫にさされた、は通用しなくなった。

他の子どもたちに聞かれないように母さんにつけられたんでしょ、って言われたんだよこの前。

なんで知ってんのさ。
もう小さなかわいい逸成じゃなくなったよ。

この話をするとAはもっと口づけの跡をつけるんだ。
けっこう意地悪なところがあるな、なんて思ったりする。



A「善逸は、ずうっと私の旦那さんだよね。」


善逸「うん、そうだよ。
生まれ変わっても、なんどだってAの旦那さんになる。」


A「ありがとう。愛してる…」


善逸「俺もだよ。」


Aが目を瞑って口づけをしようとすると、障子が勢いよく開いた


岳太「父ちゃんと母ちゃんが接吻しようとしてるー！」

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