無限城編 ページ1
善逸「いるんだろ。出て来い」
善逸「そこにいるのはわかってる。」
獪岳「口の利き方がなってねえぞ
兄弟子に向かって
少しマシになったようだが。」
出てきたのは、まさに鬼そのものの兄弟子だったやつ。
昔よりも目つきがするどく、意地が悪そうな表情をしている。
獪岳「相変わらず貧相な風体をしてやがる
久しぶりだなァ 善逸。」
もう兄弟子なんかじゃない。
あんなにじいちゃんは俺たちに尽くしてくれたのに、こいつはじいちゃんを侮辱しつづける。
許せない。本当に許せない。
本当の兄弟になれると思ったのに。
善逸「俺がカスならアンタはクズだ!
壱ノ型しか使えない俺と、壱ノ型だけ使えないアンタ!
後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ!」
獪岳「お前と一緒にするんじゃねー!!」
こいつはAのことも傷つけた。
じいちゃんを侮辱しただけじゃない。
実の妹のこともあんなにボロボロになるまで痛めつけて…
Aは、ずっとアンタのこと、信じて待ってたんだぞ…!
俺は、アンタと肩を並べて戦うために鍛錬してきたのに。本当に尊敬してたんだ。
じいちゃん、A、ごめん。
ごめん…兄貴。
雷の呼吸 漆ノ型 火雷神
獪岳「畜生!!畜生!!
やっぱりあの爺、贔屓してやがった!
お前にだけ教えて俺に教えなかった!」
善逸「違う。じいちゃんはそんな人じゃない。」
まだわかんないのか
じいちゃんがそんな人なわけないじゃんか
善逸「これは俺の型だよ
俺が考えた俺だけの技。この技で、いつかアンタと、肩を並べて戦いたかった…」
意識が遠のく
ごめんね、じいちゃん。仲良くできなかった。
A、ごめん。
お前の兄ちゃん、俺が頸を切ったんだ。
もし、もしも俺が生きて帰れたら、無惨を倒せたら、絶対お前のところに帰るから…
1人じゃないから。待ってて。
俺は絶対に迎えに行くよ。
そしたら、じいちゃんの墓参りに行ってさ、うなぎたらふく食わせてやるから。
だから、もう泣かないでね。
すぐに帰るから。
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ミナ - シスコン獪岳マジ尊い_(:3」z)_ (2020年4月12日 0時) (レス) id: 99cceeea9b (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - マジでシスコン獪岳可愛い愛してる結婚してくれ(コイツ善逸どうすんだ) (2020年3月23日 2時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
零華 - 善逸、がんばれー!。そして、シスコン獪岳も、良いぃ!!。(^q^)d (2020年2月29日 22時) (レス) id: f56491ae0c (このIDを非表示/違反報告)
のん - 抹茶タピオカ2号さん» わかりみが深い (2020年2月24日 4時) (レス) id: 73f9f96d98 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - こっちも面白いえ、何?神様ですか?(*´・ω・) (2020年2月20日 11時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2020年2月18日 14時