検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:12,009 hit

ページ8







「美味しそう」


「めちゃくちゃ種類あって迷った」


「これもこれも俺が好きなやつ!さすがA!」


いいこいいこってジナニに頭を撫でられた


「ちょっと髪の毛乱れる」


「ん?俺に会うためにお洒落してくれたの?」


「は?」


「巻き髪可愛い」


「ち、違うから!」



これは少しでも浮腫んでる顔から目が離れるように普段巻かない髪の毛巻いてみただけで



「てかA」


「なに」


「顔どうしたの?」


「・・・・・」



私の顔を覗き込んでぺたぺたと触るジナニの可愛らしい手


「ちょっとー」


「泣いた?なんかあった?」


「別になんもない」


「ほんと?」


「ほんと」



真意を確かめるように見つめてくるジナニの圧に負けて目を逸らしてしまった



「そっか、ならいいや!とりあえずケーキ食べよ」



ジナニなら何か勘づいてるはずなのに
深くは聞いてこなくて、正直ホッとした




「ん〜うんまっ!」


「まじで美味しいね」



買ってきたケーキを2人で舌鼓


さすが並んだ甲斐あった


いちごの甘酸っぱさと生クリームの甘すぎない甘さがマッチ!


ジナニの煎れてくれたコーヒーもなんか凄そうなコーヒーメーカーでいれたやつでおいしかった



「ね!ね!映画でも見る?」


「え?ジナニ勉強は?」


「夜する!今はAと遊ぶ!」


「だめだよ!勉強!」


「え〜」



駄々っ子ジナニ登場だ

受験生って自覚ないんだろうか笑



「じゃあ私本読んでるからジナニは勉強しなよ」



「え、帰らない?」



「帰った方がいい?」


「ダメ」


「じゃあいる、買い物してきていいなら昼ご飯も作ろうか?」


「え?いいの!」



キラキラした目で近づいてきたジナニに抱きしめられた





「よし!買い物今から二人で行こう!帰ってきたら勉強するから!」


「買い物ぐらい一人で行けるよ」


「俺が行きたいの!誰かと買い物とかしたことないし」


「・・・・・・そっか」




ジナニは施設出身だからずっと独り身だったし
そうやって言われると断れない


チャラチャラしてる割に家には女の影がないよね、そう言えば



ジュネの部屋は汚いし趣味の違うピアスがあちこち落ちてて女同士のマウントじゃないけどそういう汚い争いが垣間見えてたっけ



「近くスーパーある?」


「うん」



ウキウキジナニに手を引かれてジナニの家を出た

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
設定タグ:ikon , ジュネ , ジナン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Levi〜*Nina*〜 - どうも、はじめまして。面白いです!!ジナンは夢主ちゃんのこと好きなんですね〜^∀^でも、夢主ちゃんは…。続き待ってます!頑張ってください!! (2017年7月18日 7時) (レス) id: 97081c23e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:aru.nuna | 作成日時:2017年7月6日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。