▽ ページ4
・
聞き取れなかった訳じゃないけど
ありえない言葉が聞こえた
「オッ・・・パ?」
「本当はずっと好きだった。歳も離れてる、ヒョンの妹だしっていろんな事が邪魔して自分の気持ちに蓋してた」
ずっと好きだった?
オッパが私を?
「お前が俺のこと好きって知ってたけど、いつかやっぱり同じくらいの歳のやつがいいっていなくなるんじゃないかって不安で」
知ってた?
不安?
「それならいつまでも兄ポジションにいようって思ってたんだけど。いざ、お前の口から男の名前聞いたり
楽しそうにしたりするの見て正直堪えて蓋してた気持ちが溢れた」
なんか
よくわかんないや
「・・・オッパ・・オッパにはテヨンオンニがいたじゃんか」
声が震える
「もちろんテヨンも好きだった。だからお前とテヨンで揺れててどうしようもないやつになってた。」
なにそれ
オッパ、ずるいじゃんそれ
「オッパは・・・オッパはさ・・・」
「うん」
オッパは・・・
「今まで私の気持ち知ってて彼女紹介したりしてたってことだよね?
「ごめんね」
「私がどんな気持ちだったかわかる?」
本当にひどい
いまさら好きとか
テヨンオンニと別れたのは私のせいなの?
「本当ごめん。お前とどうにかなっちゃダメだって勝手に予防線引いてたのに結局こうなって最低なのは分かってる」
「・・・・」
「でも俺もけじめはつけないとって・・これも、まぁ、自分勝手なんだけど」
けじめ?
困り顔のオッパが私を見つめてくる
「・・・・・」
「お前の気持ち今俺にないだろ?」
「え?」
オッパの言葉に本気でおどろいた
「だからさ自己中な俺の告白と思いを終わりにするために振ってくれない?」
「オッパ・…」
「お願い、Aの気持ち聞かせて」
私の気持ち
そんなのオッパが好きに決まってる
こうやって馬鹿みたいに会いに来て
本当に・・・本当に・・・・オッパが好き
大好きだ
なのになんでかな
大好きなオッパが好きって言ってくれたのに
素直に喜べないの
変だよね、こんなの
191人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Levi〜*Nina*〜 - どうも、はじめまして。面白いです!!ジナンは夢主ちゃんのこと好きなんですね〜^∀^でも、夢主ちゃんは…。続き待ってます!頑張ってください!! (2017年7月18日 7時) (レス) id: 97081c23e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:aru.nuna | 作成日時:2017年7月6日 1時