I xxxxxx (jesse) PT.2

...11/5 js視点 ページ23

.
ーjs視点ー








起きたら横にはもうAは居なくなってて


アラーム10回目にして起きた俺は取り敢えずLIMEを開く…けど、なんも連絡来てねー



俺の方が絶対あれじゃんね


毎日どころか毎秒求めてると思う





俺が起きてるか心配してるだろうから一応、ね？

多分仕事中だろうから




ーーおきれたよ！偉いね！




そう送って先に自分でも褒めとこっと





その後樹に電話して、Aの家の最寄りの駅まで時間に迎えに来てもらうことになった





「え、なに？お姉さんと連絡ついたの？！」



「あれー、…言ってなかったっけ？そこはまあ、逆にね！！？」



「聞いてねえよ！なんの逆だよ！？」






電話越しで騒ぐ樹に「またちゃんと話す。今から用意するから、じゃあとで」って



なんか言ってた気がするけど切っちゃった。アハ。







眠くて重い身体を起こそうとすると、ベッドからはAの香りが残ってて


そしたら一緒に昨日の事まで思い出して緩む顔




はあ〜っ、昨日のA可愛かったな


余韻に浸る事数分…








まじで時間が迫ってきて、お泊まりセットをバレるけどバレない、ギリギリのラインで自然に紛れ込ませ


並ぶ歯ブラシを見てコソッと小躍りした









で、ちゃんとラップして俺の分も作ってくれたAちゃんの愛情たっぷりのホットドックを有難く食べた




…同棲したらこんな感じなのかな



まだ見ぬ未来に気分が上がる



とは言えまだ付き合って一日目。


合鍵ゲットの日はまだ先か…ポストに鍵を入れて部屋を出て





I will be back




心の中で呟いてジェシちゃん気取った









.

作者から (追記)→←...11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す