I xxxxxx (jesse) PT.2

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「じゃあさ、俺と付き合ってくれる、って事でいいの？

…OKなら俺の横に来て」







天井を見つめたまま手を広げる彼



…なるほど、それがしたかったからベッドに移動してたのか

ジェスの考える事が手に取るように分かる。不思議な感覚。






私はポフ、っと音を立てジェスの横に行き

飛び込むように勢いよく抱き着き

そのままいつかの日みたいに彼の上に乗り見下ろしながら







「OKに決まってる」





そう言って彼の唇を奪った。


目を閉じる隙さえ与えない、一方的なキス。





顔を離すと目を真ん丸にして私を見つめる







「ふふ、こんなのも悪くないでしょ？」



「やべ、イケメンすぎて惚れそう」







口元に手を当てて笑うジェスの仕草がたまらなく好き。






思いが重なる奇跡を肌で感じられるって、なんて素敵な事なんだろう。



身を預けるように彼の胸元に顔を埋め

肺が一杯になるまで甘い香りを吸ってると


大きく優しい手で頭を何度も撫でてくれる





特別な事なんていらない、ジェスがいてくれればそれだけで誰よりも幸せになれることが分かったから





「不安になったらいつでも電話…は取れるか分かんねーけど、LIMEして。

逆に俺が不安になったらすぐ電話して言うから」




「ジェスが不安になる事なんてあるかな？」




「そりゃあ俺だってあるよ、昨日の夜もあの男が誰なのか不安でガチで寝られなかった


でももしAちゃんがあの人の事好きになってても俺は諦めなかったけどね」





「ジェスしか好きじゃないよ」




今度は私がジェスの髪を撫でた








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