Chapter98 ページ5
裕太「もーなんだよー
すごい暗い顔して言うんだもん
なんか嫌な話かと思ったじゃん!」
A「あ・・・
まだ続きがあって・・・」
・
・
言葉を選びながら
裕太の表情を伺いながら
ゆっくりと説明した
海外に店舗を出す事
その店舗のオープンにも
一緒に携わらないかと話があった事
もしも行く選択をしたなら
9月にはパリに出発して
基本的には途中帰国はせず
最低でも1年はパリで過す事になる事
そして・・・
それが自分にとって
大きなチャンスである事
そんな私の話を
裕太は戸惑い、驚きながらも
口を挟む事なく
最後まで聞いてくれた
まだ返事はしてない事も含めて
一通り伝えたかった事を
伝え終えると・・・
裕太「そっか・・・」
A「・・・ん
ごめんね、久しぶりに会えたのに
こんな話になっちゃって」
裕太「ううん、
ちゃんと話してくれてありがと」
ポンポンと叩かれた頭に
小さく笑って返すと
裕太「それで・・・」
裕太「・・・Aは?
どうしたいの?」
A「私は・・・」
A「行きたいって思ってる」
私の言葉に
裕太が何度か小さくうなずいて
裕太「・・・そうだよね
それは・・・そうなるよなー」
A「・・・うん」
少しだけ
沈黙が流れて
裕太「・・・パリか」
裕太「東京とパリって
どのくらい時差あるんだっけ?」
A「サマータイムもあるから
少し変わるけど7〜8時間かな」
A「東京がが朝を向かえた頃に
パリは深夜を迎える感じ、、、」
大きく息を漏らしながら
裕太「・・・そっかー」
そう言うとソファーの背に
倒れるように体勢を変えると
目を閉じてまるめた右手でおでこを
トントンと数回叩いた
その姿をじっと
見つめる事しか出来ず黙っていると
右手の動きが止まると同時に
目が開いた
裕太「・・・1年
全く会えないんでしょ?
俺が会いに行くなんて
出来ないだろうし・・・
時差もあるから電話だって・・・・」
・・・。
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nico(プロフ) - 美弥さん» 現在添削をしながら少しずつ公開しています。公開する時はパスワードはかけずに公開するのでぜひ読んでくれると嬉しいです★ (2021年5月23日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ちかさん» 読んでいただきありがとうございます。マイペースでお待たせしてますがぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。 (2021年5月23日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
美弥(プロフ) - 始めまして。すごく素敵な作品でした。一気読みしちゃいました!続きが読めるの楽しみにしてます。読めるようになったらパスワード教えてもらえたらうれしいです。 (2021年5月20日 5時) (レス) id: 48c285c6ea (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - nicoさん!素敵な作品ありがとうございます。ストーリーにはいりきってしまいました。恋してた_4添削してるんですね。他の人の感想で見ました。楽しみにしてます。 (2021年5月18日 1時) (レス) id: 444c37e82e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - やまさん» ありがとうございます★添削頑張って少しでも早く公開出来るようがんばります! (2021年5月1日 21時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2015年10月24日 22時