恋してた_3 [yuta_t]

Chapter107 （yuta_side) ページ14

【yuta side】





６月の終わり







あゆみとの約束は
意外な展開になり








宮田だけではなく








ニカ「っつーかこの集まり・・・

ガヤさん知ってるの？

さすがにまずくない？」









千賀「俺もそれ思った」









裕太「勝手に来といて

今更それ言う？」









あゆみ「全然まずくないって

もう終わったことだし

それに私達は

太ちゃん関係なく友達でしょ？」









千賀「まー・・・そうだけど」









あゆみ「太ちゃんだって

裕ちゃんと私が連絡を

取り合ってる事知ってるし」









裕太「え？そうなの？」








あゆみ「そうだよ？

付き合ってる時も別れた後も・・・

普通に裕ちゃんの話もするし」









ニカ「へー・・・

ガヤさんは何も言わないの？」








あゆみ「え？何で？

何も言わないよ

だって友達と連絡取ってるだけだもん(笑)」









宮田「やっぱガヤさん大人だな

さすがキングは違うわ(笑)」









あゆみ「普通だって

相手はメンバーの裕ちゃんだし

例えばそれが太ちゃんの

知らない人だったら

違ったかも知れないけど・・・

いや、そんなことないかな？

太ちゃんは・・・・」









あゆみが言葉に詰まった事で
一瞬、空気が沈んだ気がして









裕太「まーその話はもういいじゃん

既にこうやって集まってるんだし」









そう言って話の流れを変え
その後はいつも通りに
楽しい時間を過ごした









ニカと千賀もいたせいか
よりリラックス出来て








ここ最近仕事とAの事で
頭がいっぱいになってたせいか
何も考えずに笑える事が
無性にここちよかった









帰りのタクシーの中







あゆみ→裕太


今日はすごい楽しかった
みんなとも久しぶりに
会えて嬉しかったよ

これでまた
明日から頑張れそう
ありがとう









少しだけ間が開いて








あゆみ→裕太

もしよければ次は
二人でゆっくり話したいな

時間取れそうだったら
いつでも連絡してね









２人というキーワードに
少し戸惑ったけれど

逆に深く考える方が
余計に戸惑いそうだったから









裕太→あゆみ

了解！
俺も楽しかった
ありがとう








家に着くと
Aはいなかった

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