Quatre-cent-quatre-vingt-huit ページ7
『Blueについては後日十傑巻き込むから
今はホテル戻った戻った!』
まだ何も決まっていないから、と集まって来た
後輩君達をホテルに戻す
「おい、A」
『ん?』
何か聞きたいことがあったのか
一人残ったアキラ
「…いや、なんでもねぇ」
『そ？、とりあえずアキラも戻りなよ
試験お疲れ様』
「また詰め込み過ぎんなよ」
『はいよー。600万はビビった』
何か言いたそうだったけれど、聞いてこないって事は大丈夫かな
一言二言話してからアキラも戻っていき
堂島さんと二人になる
「薙切君の事だが…」
『見つかりました？』
「いや
まだ見つかっていないそうだ」
『そうですか…』
まだ大丈夫みたい
これから先生にも頼んで情報をかく乱しないと
Blueまで、バレるわけにはいかないんだ
『ノワールの方の死神も少しずつ目撃証言があるみたいですし
サイバアサヒも日本にいるとは思うのですが…』
「…」
『どうかされました？』
適当に話を振ったつもりだったんだけれど
何も言わない堂島さん
いや、
「君は、何者だ？」
少し旗色が悪いかな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Doujima side
城一郎と連絡が取れた
“「おーう、銀!」”
「城一郎!?、おまっ…大丈夫なのか？」
“「おー、まさかアイツが出てくるなんざ思わなかったわ」”
サイバアサヒに負けたと聞き
俺が最後に連絡を受けたのは会場にいたらしい美食家から
「とにかく、無事でよかったな」
“「へへっ、わりーな!
んでちょっと聞きてえんだがよ」”
「？、なんだ？」
“「お前が連隊食戟の時に気にしてた
薊の時の第九席…黒翔だったか？
アイツ、喜多見の息子？」”
「何故お前がそれを…？」
その後、詳しいことを問いただす前に
電話が切れてしまって、城一郎が何を考えているのかは分からなかったが
唯一つはっきりしているのは
何故か城一郎が黒翔君の事を気にかけているという事
『僕は、遠月学園講師
汐見ゼミ所属の黒翔Aですよ？』
遠月内部を疑いたくはないが
少し、俺の方でも調べなおしてみるべきかもしれない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Rio side
「んじゃ、任せたわサク」
「『はいはい』」
「…」
えりなさんに勝負を吹っ掛けたサイバさん
BLUEの件をまとめてさっさと出ていってしまいましたわね
久々の二人でのお話がこんな所なのは微妙ですが
「『そういや、遠月にも3枚招待状いったらしいね』」
「…それが何かしら」
「『いや、表の死神と戦えないのはつまらないなーって』」
「…なんですって？」
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blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (
レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2021年10月27日 6時
