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Quatre-cent-quatre-vingt-sept ページ6

『堂島さん』

「黒翔君、後で話がある」



突然現れたのは堂島さん
こそりと僕に耳打ちした後
生徒側の方に歩いて行った



『多分、BLUEの事だろうな』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Rio side



「いい加減になさい!」



あらま

思わず声を出して笑いそうになりましたわ



「さんざん我が遠月を軽んじた行動をしておいて!
あまつさえこの私に勝負を挑むですって!!

どれだけの人に迷惑をかけたと思っているの!」


サイバさんの煽り文句に
綺麗に乗ったえりなさん
感情にのせて本音の喝を飛ばした後、一息ついて



「よろしい、受けて立ちましょう…

遠月学園を侮辱した罪深さ!!
私の作る料理で思い知らせて差し上げます!!

調理場はどこなの!!」


「『ストップストップ!…ったく』」

「離しなさい!、無礼な」



まさか、拘束されたままのにこっちまで歩いて来るとは思いませんでした
慌てて落ち着けようとすると、噛みつかん勢いで
睨まれる



「『最後まで聞いてよ、
勝負は今じゃない』」

「…なんですって?」





「ソイツの言う通り、
おあつらえ向きの場所があるんだ」





まったく、笑ってないで早く本題にはいりなさいな…と
溜息をつく



「“The Blue”知ってるね?」




そう言えば、ウチにも招待状来てましたわ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Side you


「“The Blue”」



堂島さんが幸平達に説明を始めたのを横目に聞いていると



「黒翔講師」

『あ、はい』


遠月の調査員の人が近寄って来る


「仙左衛門様よりご連絡です
“Blueの招待状が3枚、堂島銀と話し
生徒の代表者を決める為の催し物を決めよ”と」

『…了解です』



なんか、92期の話を聞いてから
結構仕事任されるようになったな

ありがたいけど



すると




「黒翔センパイ!」



堂島さんの話が終わったのか
後輩君達がわらわらとやってきて


「Blueの出場者ってもう決まってるんっすか!」

「勿論教師側だけじゃなくて私達十傑にも話来るのよね?」

「テメェ勝手に話進めてんじゃねえぞゴラァ」

「せんぱーい!、十傑だけじゃなくてあたしらにもチャンスありますか!!」



『おー…聖徳太子』



正直多人数が一気にしゃべると全員を聞き取れる訳がない



『十傑だけじゃなくて遠月全体で代表者を決めるから
まだ決まってないよ』

『そ、十傑巻き込むから君等夏休み返上ね』

『黒木場君はさっさとバンダナ取ろうか』

『勿論、詳しくはこれから決めるからちょっと待ってね』




おー、とか拍手されたけど
自覚あるなら一人ずつ喋れ、マジで

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blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月27日 6時

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