Cinq-cent-trente-et-un ページ50
『大丈夫ですか』
「あ？」
...全く似たもの同士と言うべきか
「俺は一回勝ってる
ジョウイチローの出来損ないに、負けねぇよ」
『分かりました』
今は周りに人も多い
こんな所で問い詰めても本音は聞けない、か
勝負の方に戻ろう
「では、いただきましょう」
‘‘実食です!’’
会場中の視線を受けて
審査員の手が動く
フォークを落とした途端
『直火焼きでしたね』
「あぁ」
ふわり、と香る炭火の香りと
「召ーさーれーるー!!!!」
宙に浮いてない...?
美食家って、全員舌が肥えると
あんな感じで表現が体に出るんだろうか
ーーーーーーーーーーーー
(Hayama side)
「はぁあ!?」
「確定だ、美作から連絡が来た」
今頃BLUE本戦が始まった頃か
幸平や田所、アルディーニがいない中
叡山先輩によって招集された十傑メンバー
話題は勿論
「黒翔Aは才波朝陽の事を探ってたんじゃねぇ
むしろこっちの情報を横流ししてやがる」
「葉山君、知っていたのかい?」
「黒翔センパイが裏切り者って
ちょーっとマズいっしょ」
Aの件がバレた
「そういや、例の場所も叡山と葉山ちんが
見つけてきたんだっけ?」
「....」
「オイ葉山、なんとか言えや」
...ったく、今回の件は色々ややこしいっつうのに
俺がここを抑えておけるのも限界がある
だが
‘‘「黒翔君、いっつも一人でやろうとしちゃうから
私達から首突っ込みに行かないと!」’’
「この取引場所、アイツから寄越してきた情報ですよ
遠慮なく潰せって」
「こちらの動きも想定済み、という事かしら」
「全く、今度は何を考えてるのかしら!」
今までの反動なのか知らないが
今回に関してアイツは珍しく
自我を崩すつもりはないらしい
手は焼くが...苦じゃねえな
‘‘『僕の持つすべての力を使って
あの人を追い出す
僕には....要らないよ』’’
Ho capito un po' lo scopo di quel bambino
(ちょっとわかった、あの子の目的)
Prima linea, dietro la schiena?
(最前線、1番後ろ?)
Scomparirai non appena distoglierai lo sguardo
(目を離すとすぐいなくなっちゃう)
Ah? é scomparso?
(あれ?、どこ行った?)
(Continué 12éme livre)
ーーーーーーーーーーーーー
最近おやすみしがちですが
先を考えるのは楽しいです∩`･◇･)
若干のデブ活..?笑
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ここまで見て下さりありがとうございます!
この調子で最後まで書き続けます
『merci à bientôt!』
Blu
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blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (
レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2021年10月27日 6時
