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Quatre-cent-quatre-vingt-seize ページ15

『さて』

「大丈夫かい?こんなに直ぐ動いて」

『学園内じゃアキラに世話になっているので』



十傑会議から数日
今日は青の前哨戦が行われる日、だけれど


「本当に、何故君には来なかったんだろうな」

『死神だから忌避されちゃいましたかね、なんて』



学園内の前哨戦は堂島さんにお任せすることにした



『じゃ、次戻るのはBLUEが始まる直前くらいですかね
結果だけ教えてください』

「気を付けて、無理はしないように」


理解しているのは僕一人だからむず痒いんだけど
一人二役もだんだん慣れたね


ーーーー


『お疲れ様、リオ』

「サクさん!」



勿論、仕事と称してやって来たのは
ノワールのアジト
BLUEが近いからか皆さん部屋にこもっているみたいだね


『今日から暫く変わるよ
そろそろ遠月に顔出しておいた方がいいだろ?』

「そうですわね
ですがサクさんがこちらにいるなら
毎晩通いますわよ」

『はいはい、課題で無理しないように』




自分の部屋に荷物置かせてもらって
もう一度降りてくると



「いたのかヘタレ」

『むしろいたんですか』

「ひっさびさだな〜おい!」

『いてて、身長縮みますって』

「そういやお前小娘にボコられたらしいな」



『必要な負けってやつですよ
というよりボコられたって言い方悪いので止めてください』



相変らずの煽り口調
まぁ



『BLUE本番まで時間ないのでちょっと勝負しません?』

「今のテメェじゃ予選落ちだろうがな」

「っは!、コイツが予選落ちなら表の奴皆予選で消えるわ」



なぁ、と随分余裕そうなアサヒさんだけれど
ぶっちゃけ僕は心配だ

皆を後ろから追っかけてる側だからね


すると



「俺が勝ったらーーの店まで行ってこい」

『げ、此処から何時間かかると…』

「あ、じゃあついでに試作用の買い出しも頼むわ」

『アサヒさんまで乗るんですか!?』




ほんとにこの二人意地悪い



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Erina side



-ガシャン!



「またこの音」



此処に連れて来られてからと言うもの
部屋の中では自由に生活できているわね
けれど
早く、戻らなければ


どうにかして逃げられないかと思うものの



-ガシャン!



「もう!、やかましいわね!!」




考えをまとめている最中だというのに
無遠慮になるこの騒がしい音
まったくなんなのよ




その時




「悪いな姫、騒がしくて」

「なにか用かしら、というより
この騒がしいのは?」



部屋に入って来たのは才波朝陽


そして



「ノワールの実力、見たくない?」



なんですって?

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blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月27日 6時

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