検索窓
今日:19 hit、昨日:38 hit、合計:36,114 hit

Trois-cent-quatre-vingt-onze ページ8

「さて、負けた事だし…
大人しく帰るとするか」

提携するなら準備しなくては、
と相手の方


『あ…でもまだ分からないかも知れませんよ』

「もう一つのfinal boutの事かい?」

『…えぇ』



まもなく始まる最後の勝負
…ちょっと反逆者側が心配だけど


『もし、反逆者側が勝てば…
セントラルも無くなりますから』

「おや、十傑第九席が反逆者の肩を持つとは」

『うーん…』



説明するのが難しい
すると、何を勘違いしたのか


「まぁ、君達はまだまだ子供なんだ、
大人のゴタゴタに巻き込まれる必要はないよ」


と、笑われてしまった


「純粋に友達を応援すればいいじゃないか」


『…まぁ、そうですね』



説明難しいからいいや
調理台の真ん中で話していると、近づいてくる黒服
 

「黒翔九席、そろそろ」

『あぁ、すみません』


長話しすぎたかな


「じゃあ、そろそろ本当に俺は戻るとするよ」

『お店、東京ですか?』

「おう」

『今度、食べに伺いますね』



新たに得た出会い、
これで終わりじゃもったいない


握手をしようと手を出すと



「ははっ!

例え今日セントラルが勝利したとしても、
君がいるなら、うちは喜んで提携するよ」

『過大評価です』

「おや、中枢機関の死神なんておっかない二つ名なのに随分印象が変わるんだな…

ウチの店で良ければ、いつでも食べにおいで」

『…はい!』




これでようやく
僕の勝負は全て終えた



ーーーー



選手入口から中に戻ると、



「よっ!、ナイス勝利」

「お疲れ様、A」


『サンキュ、竜胆、司』



2人が出迎えてくれる


「これであそことも提携出来たよ」

『お店、潰さないでね』

「そんなに美味かったのか!?」

『うん、配下にしたいかも』



言い方は良くないけど
一応の可能性も考えて
そう言っておけば、守れるだろうし



すると、



「わかった
Aの頼みならそうしておくよ」

『ありがとう司』

「なんだ急に雰囲気出しやがって〜!、九席に決まったのが嬉しいのかー!」

『わっ、コラ』


竜胆に脇腹あたりを小突かれる

そりゃね、



『ようやく果たせたんだし、約束』

「…ぁ」「!」



“「俺は、第一席になって
誰よりも洗練された皿を作りたいんだ」

「へぇ…司が一席なら、アタシは二席になる!」

『2人とも凄いねぇ…』

「なんだよー、そこは乗るとこだろ!」

「Aは?」

『僕は恩返ししたい人がいるんだ

でも二人がツートップなら…
三席位の位置にいようかな?』”


“「よーっし!、アタシら3人で遠月のトップ制覇だー!!!」

「あぁ、そうだな」『おー』”

Trois-cent-quatre-vingt-douze→←Trois-cent-quatre-vingt-dix



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定タグ:食戟のソーマ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

blu (蒼)(プロフ) - ぷるさん» 「どーも!!、漸くオレの出番なんで、ちゃーんと食ってってくださいよ!」 (2021年4月28日 8時) (レス) id: cb665f2842 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編おめでとうございます!これからワクワクして待ってます! (2021年4月26日 7時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年4月26日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。