その2 ページ12
タクシーにヒナを乗せると
ヒナはスモーカーに声をかける
ヒ「スモーカー君、ランカをちゃんと送りなさいよ〜」
煙「なっ…！？///」
『おいおい。男2人で夜道デートか？随分だなヒナ』
煙「でっ…！！？///」
焦るスモーカーを余所にヒナは帰っていった
結局2人は並んで帰ることになったー
帰り道の途中、海が見える道に差し掛かると
不意にランカが足を止める
少し後ろをついていたスモーカーも止まる
『…見てみろ、スモーカー』
煙「？…ーっ！」
指を指した方向に広がるのは
月と星の美しい空が映り神秘的な風景の海
『…スモーカー、お前…グランドラインの支部へ移動するんだってな』
煙「っ！！？…あ、あぁ…」
『少しの間会えねぇから…俺からの餞別だ』
と、渡されたのは葉巻カッター
誰が見てもわかるほど上物のカッターだった
『要らなきゃ捨てろ…だが、俺は存外君には甘い様だ…愚直にも素直で正義を貫く君は好感が持てる』
煙「ーっ！！」
スモーカーはつい、息を飲み込む
それ程に嬉しくて堪らなかった
『また、たまには顔を見せに来い』
煙「…あぁ、わかった…！」
スモーカーは懐にそれを仕舞うと
別のポケットからメモを取り出しランカに渡した
そこにはでんでん虫の番号が記されていた
煙「俺の番号だ…お前のは聞かねぇ。お前の好きな時に掛けてくれれば十分だ」
と、その言葉に思わず微笑むランカ
『フハハ！…お前のそういうところ、好きだぞ』
煙「すっ！！？///」
『元気でやれよ』
そう言って笑ったランカの笑顔は
どんな景色よりも美しく輝いていた
スモーカーはこの想いはまだ秘めることにした
いつかランカの隣に立てるほどの男になったら
その時にしっかり告げることを誓いながら
ドS中将と言われても
(むやみやたらに罵るわけでは無いのです)
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れんこん(プロフ) - なんでこんな良い作品に出会えなかったのか苦悩するばかりです！！どのキャラも最高ですし、主人公がもうどストライクです！最新話まで頑張って読みます！！！更新頑張ってくださいいい！ (2019年9月23日 17時) (
レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - …なんだかキルラキルの皐月様みたいだなぁ… (2019年5月29日 17時) (レス) id: 0b47fc3e16 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - オタクさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ございません。そしてご指摘ありがとうございます！話の途中からは「」の前にキャラの名前の頭文字を入れるようにしております！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2018年7月10日 14時) (レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 少し読みづらいので、キャラがしゃべる前にキャラの名前入れたらどうでしょう？ (2017年12月14日 3時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 鈴屋さん» Google先生に聞いてきました！女の子が戦うなんて私好み過ぎまする…また読んでみます！有難うございます！ (2017年7月7日 1時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2016年12月31日 14時
