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(淳太side)
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生徒会の仕事が溜まり始める文化祭前
仕事量が多いのは今年始まったことやないし、今年は大好きなあいつと文化祭まわる約束やってしとるから文化祭は楽しみやねん
俺は。
ただ生徒会役員でもないのに生徒会室に入り浸っとるこいつはどうやら違うみたい
正直声をかけるのもめんどいぐらい忙しいんやけどなんだかほっとけないのを自分の性格のせいにして話しかけてやる
黄「ったく、いつまでそうしてんねん。
取られんで、のんちゃん。」
のんちゃんの言葉にピクリと反応するこいつ
そんなピュアな反応するぐらいならさっさとアプローチすればええのになんて言葉はなんとか飲み込む
赤「…わかっとる。」
黄「いや、わかってへんな。
今週入って2人目やで。のんちゃんに告白して来た女の子。」
赤「…。」
流星からもらった情報をしげに伝えれば余計曇っていく表情
ついに大きな黒目が潤みはじめた
しげを泣かせただなんてのんちゃんに知られたらきっと俺の命はないからそこらへんにあったタオルをしげに投げつける
黄「グズグスすんならはよ行けや」
何度も背中を押すけど自分に自信がない鈍感男の腰はあがらへん
こうなったらしゃーない、最終手段やわ。
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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時