検索窓
今日:18 hit、昨日:70 hit、合計:107,804 hit

49 ページ49

(淳太side)


.



.


生徒会の仕事が溜まり始める文化祭前


仕事量が多いのは今年始まったことやないし、今年は大好きなあいつと文化祭まわる約束やってしとるから文化祭は楽しみやねん


俺は。


ただ生徒会役員でもないのに生徒会室に入り浸っとるこいつはどうやら違うみたい


正直声をかけるのもめんどいぐらい忙しいんやけどなんだかほっとけないのを自分の性格のせいにして話しかけてやる


黄「ったく、いつまでそうしてんねん。
取られんで、のんちゃん。」


のんちゃんの言葉にピクリと反応するこいつ


そんなピュアな反応するぐらいならさっさとアプローチすればええのになんて言葉はなんとか飲み込む


赤「…わかっとる。」


黄「いや、わかってへんな。
今週入って2人目やで。のんちゃんに告白して来た女の子。」


赤「…。」


流星からもらった情報をしげに伝えれば余計曇っていく表情


ついに大きな黒目が潤みはじめた


しげを泣かせただなんてのんちゃんに知られたらきっと俺の命はないからそこらへんにあったタオルをしげに投げつける


黄「グズグスすんならはよ行けや」


何度も背中を押すけど自分に自信がない鈍感男の腰はあがらへん


こうなったらしゃーない、最終手段やわ。

ふぉん通信→←48



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (191 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
426人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。