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(望side)
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先輩とお昼を食べなくなってから早3週間
このままやと一緒先輩とご飯食べれない気がしてきた
朝声かけても挨拶ぐらいしか返ってこないし、体育祭前に戻った気分…
LINEは続けとるけどほとんど俺が一人で喋っとるだけやし迷惑かな…なんて思い始めてきた
ここまで来たらもう当たってくじけるしかないような気がしてきて向かう場所はただ一つ
神ちゃんと流星にお昼の断りを入れてお弁当を持って先輩のクラスへ向かう
ガラガラとドアを開ければすぐ濱ちゃんが俺を見つけてくれた
紫「おお!のんすけ!どないした?」
桃『濱ちゃん〜!!重岡先輩おらん?』
紫「しげ?あ、さっき淳太とどっか行ったけどそろそろ戻ってくると思うで」
また、淳太…
黄「あれ?のんちゃんやん。」
最大の敵の声が聞こえて後ろを振り返ればびっくりした顔の重岡先輩と淳太
びっくりした顔もかわええ先輩って何事なんほんまに
桃『重岡先輩とご飯食べたくてきちゃいました!』
いろんなところから視線を感じるけど今は気にしてられへんから
桃『だめ…ですか?』
俯いたままの重岡先輩の首が横に揺れたことに心の中でガッツポーズが止まらない
濱ちゃんと淳太に見送られながら重岡先輩と屋上に向かった
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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時