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49:見えない ページ49

「…別に、もう終わったことだし、」

「そりゃそうかも知んないけど」



高地くんが悲しそうな苦しそうな顔をする。
なんで高地くんがそんな悲しそうな顔をするのかわからない。
悪いのは樹なのに。




「相手のあの女がさ、最悪だったよな」

「いやほんと、樹完全にハメられてんじゃん、あんなん」



高地くんとジェシーがどんどんと2人で話を進めて行くけれど、その話についていけない。







「ちょっと待って。あの、全然話が見えない」



2人の話にストップをかけると、2つの視線が一斉にこちらに集まる。




「樹が浮気して、相手の女の子に子ども出来て、それで私たち別れたんだよ?」



そうでしょ?って向けられた視線に返す。


もうそこで終わったんだ。

樹は責任とって相手の女の子のところへ行く。私は樹と別れて新しい道を進む。そういう話でしょ。





「は、?お前、もしかして知らないの?」



高地くんが飲みかけたビールをテーブルに置いて、驚いた顔をこちらに向ける。

ジェシーも嘘だろ?みたいな顔してる。


いや、尚更意味が分かんないんだけど。



 
 





「樹の相手の女、妊娠なんてしてなかったんだよ」






.

50:知らないよ、そんなの→←48:やばい3人組



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設定タグ:松村北斗,京本大我 , 田中樹 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:もえぎ | 作成日時:2021年9月15日 22時

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