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嘘でしょ!? ページ10

自室前についた私は両手でもっていた缶から片手を離してドアを開けた。









そして本日二度目にして缶のカランと乾いた音を響かせて落下する。









驚きで口を開いたまんまのAの前に広がった光景はなんと幼馴染み、ガラスコップを片手にした野坂悠馬の姿。









そんなAに気づきた野坂は一旦コップを口から離してにこりと微笑んだ。









野坂「あ、A。遅かったね。ちょうど喉が乾いた所だからこれ貰ってるよ。」









おいしいね。なんていいながら引き続きリンゴジュースをゴクゴクと音を立てて飲んで行く野坂。









はっと我にかえった頃には、時すでに遅し。









すべて飲みきった野坂はごちそうさま。とコップを静かに机の上に置いた。









A「う、嘘でしょ……何勝手に飲んでくれてんのよ!?」









野坂「ダメだった?」









だって、あのリンゴジュースにはあの薬が…!




A「ふ…普通勝手に飲まないでしょ!?」









野坂「喉乾いたし。」









A「…っ悠馬のバカッ!」









野坂「でもA、新しいの買ってきたんでしょ?足元に落……………」









すべていい終えずに急にうつ向く野坂。









心配になったAは缶を拾い上げドアを閉めて駆け足で彼の元へ。









悠馬は苦しそうにはぁ、はぁ。と息が整ってない状態。









A「ちょ……悠馬?どうしたの?だいじょ………っ!」









すると野坂は顔を急にあげ、今度はAが言葉を失った。









息は乱れたままだが、上がった整った顔は赤く日照っていて、すごく熱っぽい表情をしている。









そしてAにぎゅ。と抱きついた。








A「ちょ………!?悠馬!?」



野坂「A…」






A「……っ」








そう呟く声はすごく色っぽくて思わずAも顔を赤くそめてしまう。







うそ、どうしよう………









あの薬がききはじめてる…………!!

吐息★→←約束



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設定タグ:野坂悠馬 , 吹雪士郎 , オリオンの刻印   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時

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