本物…? ページ5
私は一人小瓶を眺めながら歩く。
A「これ…大丈夫なのかな」
勢いで貰ったものの、他人からもらったものだから怪しすぎる。
だけど小瓶は可愛いらしく、薄いピンク色のハート型で液は透明だ。
そして瓶についているタグを見つめるとバーコードや値段は記入されてなく
ただ<惚れ薬>とだけ書かれていた。
蓋を開け、恐る恐る匂いを嗅いでみると無臭だった。
私は合宿所へと戻る途中、自分の家に寄り道し、ペットである無愛想な猫にあの小瓶の液をほんのちょびっとミルクに混ぜて差し出した。
気にすることなくいつものようにペロペロと飲んでいく。
すると急にピタッと動きをとめた。
A「え、なに?どうし………わっ?!」
急に固まったかとおもえば急に私に飛び付いて頬を頬をでスリスリしてくる。
いつもは無愛想な子なのにこんなことするなんて絶対ありえない………
この薬、本物だ………………!
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作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時