なんで ページ17
命令2を含めたマッサージ開始から一時間がたとうとしていた。
私の手に疲労がたまり始める。
すると私の心を察したかのように悠馬が「今日はここまで」だと言って終わってくれた
A「っ〜〜疲れたあ」
野坂「ご苦労様。今日はもう遅いし、明日お礼を言うとするよ」
A「え?何で明日…お礼言うくらい今でよくない?そんなに時間かかんないでしょ?」
野坂「いや、そろそろ西蔭が心配してるだろうし。じゃあお休み」
A「え、ちょ」
悠馬は私の言葉に聞く耳を持たず部屋から出ていった
A「なんなのよ……もう」
感じ悪いな……と頬をぷくっと膨らませるAだが、まあいいや。とベッドにダイブした
野坂side
危なかった。
もうすぐで僕の理性が保てなくなるところだった。
Aと目が合う度に、襲いたい。めちゃくちゃにしたい。と言う感情が僕の脳を支配する。
こんな薬ごときに感情をコントロールされて、Aを襲って、嫌われたくない。
どうせなら自分の意思で、襲いたい。なんて思う
あれ……
そもそも………どうして襲いたいだなんて思うのだろうか
ーーーー
しばらくのあいだボーッとしていた私。
寝返りをうつとスプリング乾いたの音が静かな部屋になり響いた。
枕に悠馬の臭いがかすかに残ってる。
いいにおい…するな
…て、私これじゃまるで変態みたいじゃん!!
A(あ、そういえば……吹雪さんに見られてたんだった)
あの時を不意に思い出してしまい頬を染め上げるA。数秒後ハッと顔を青くした
A(吹雪さんに絶対誤解された……)
それに
私が部屋に呼んだのに
悪いことしちゃったな
A「でもなんで、抵抗しなかったんだろ…私」
……それより明日、吹雪さんに謝らないとな……
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作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時