吐息★ ページ11
悠馬は私に抱きついたまま離れず。
何とか床に手をついて体を支える私。
少しでも力を緩めたらまちがいなく押し倒されるであろう。
A「ゆ、悠馬!!は、吐いて!まだ今なら間に合うから!」
野坂「わかった………」
A「ひあ……!!」ピクッ
あっさり承知したと思えば悠馬は私の首筋にふぅ…と息を吐いてきた。
A「ち、ちちち違う!!息を吐くんじゃなくてさっき飲んだジュース!!!!」
すると悠馬は首筋に顔を埋めたまま答えた。
野坂「それはいくら僕でも無理だよ。」
そう答える時、今度は甘い吐息がかかってくすぐったい。
A「んっ…//」
Aはこの薬で吹雪とイチャラブしようと考えてたなんて恥ずかしすぎて言えるはずもなく、吐息と恥ずかしさのせいで頬を赤く染める。
一方の野坂は首筋から顔を離したかと思うと、Aの顔を見て再び顔を埋める。
すると今度はぬるっとした生暖かい物体がAの首筋を這う。
A「 ひあっ…////」
初めて覚える感触にいつもより高い声が出てしまい、頬も真っ赤染まり上がる。
野坂「もしかして……変な想像してたりとかする?」クス
A「んっ…//す…るわけな…いでしょ!」
今だに首筋を舐め続けてくる野坂にAは途切れ途切れに返事する。
A「て…いうか!も…やめて//」
すると悠馬は不機嫌そうに私に訪ねた
野坂「なんで?」
A「だ、ってそれそろ私の部屋に吹雪さんか来…………」
野坂「見せつけようよ…」
A「は!?なにいってんの?!吹雪さんにこんなのみられたくな……」
と、私がいい終える前にガチャとドアが開いた。
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作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時