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「太輔っ!」
崩れ落ちる太輔を条件反射で抱きとめる。
魅力的なはずの唇は薄く開いて苦しそうな呼吸が繰り返されている。
「 俺、車回して来るわ。よこーさん、車のキー貸して?」
たいして慌てる様子も無く淡々とそう言って立ち上がるみつ
「ちょっ!みつ!」
「大丈夫だよ、一時的に気ぃ失ってるだけだから」
「え、でも…」
「よこーさんさぁ…藤ヶ谷の気持ち気付いてねぇの?」
「はぁ?いったいさっきから何なの?」
「まぁ俺が言うことじゃないわな…とりあえず藤ヶ谷見てて?」
有無を言わさない声で命令されて仕方なく指示に従って車の鍵を渡してその背中を見送った。
「太輔…?どうしてこんな…」
動揺が隠しきれないままみつを見送って抱き留めていた太輔の呼吸が少しでもラクになればとそっと背中を撫でていると徐々に落ち着いて来たように見えた。
そしてすぐに戻って来たみつに誘導されて太輔を抱き上げて店の前に横付けされた俺の車の後部座席にグッタリしたままのその身体を横たえる。
「とりあえず藤ヶ谷ん家まで俺が運転してくわ」
車に常備してあったブランケットを太輔に掛けてから助手席に乗り込んだ。
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緒直(プロフ) - 完結お疲れ様でした!と、おめでとうございます。短編の時から大好きな作品で毎回更新を楽しみにしておりました!すれ違い続ける2人の感情に涙する事もありましたが最後には笑顔で幸せそうな彼らになって私も幸せな気持ちです!素敵なお話をありがとうございました♪ (2016年9月13日 0時) (レス) id: 8f38dfd30e (このIDを非表示/違反報告)
みつる(プロフ) - 完結おめでとうございますvお疲れ様でしたvvタイトルが示す通りの距離、隔たり…すごく切なくかなり太輔さんに感情移入して読んでた作品です♪渉さんの所へちゃんと思いが届いて身の心も包まれて良かったねv太ちゃん♪凄く素敵なお話ありがとうございました♪ (2016年9月13日 0時) (レス) id: 14851cd1e7 (このIDを非表示/違反報告)
北斗(プロフ) - すみません。こちらにもフォロー申請は来ていたのですが、まだフォロー許可待ちになっています。もう一度ご確認いただいてよろしいですか? (2016年9月12日 17時) (レス) id: b35bb13645 (このIDを非表示/違反報告)
you☆彡(プロフ) - 北斗さん» 今承認させて頂きましたのでご確認くださいませm(_ _)m (2016年9月12日 16時) (レス) id: d9bdb00312 (このIDを非表示/違反報告)
北斗(プロフ) - フォロリクしたのが外れていたみたいで、再び申請させていただきました! (2016年9月12日 15時) (レス) id: b35bb13645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:you | 作成日時:2015年9月6日 16時