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『あ、え、ありがとう、ございます…。死んだかと…』
深々と頭を下げるとクロノアさんと名乗る白髪の男性が
いやいやと手を振った。
kr 「んーん。助けるのは医療に携わってるものとして当然だからね。それに、しにがみくんは運んできてくれたし、俺が来るまでの応急処置はぺいんとがやってくれたんだよ」
医療に携わってた方なんだ…そして、
みなさんで助けてくれたんだ。
ただの通りすがりで、死に損ないの私を。
『おふたり共、ありがとうございます…』
こちらにも深々と頭を下げると
pi 「ほんどに、いぎでで、よがっだ…」
sni「ぼく、人、救えた…」
お二人方は私が生きている事を泣いて喜んでくれて。
『……どうしてそんなに私に対して感情的に、親切になってくれるんですか？初対面なのに…』
純粋な、疑問だった。
最近こんな温かさに触れていなかったから、裏があると考えてしまう。
pi 「ぇあっ、その…」
私が聞けば分かりやすく吃るぺいんとさん？
…言えない事ぐらい誰にだってあるよな。
初対面でこれは野暮だったか…
『…言いにくいのなら大丈夫ですので…!!!すみません…』
深々と頭を下げると先程まで声をふるわせていた紫髪の女性が大声で笑いだした。
sni 「ぺいんとさんの女性のタイプど真ん中だからじゃないからですかねwww」
『…へ？』
pi 「ちょ、おい、しにがみ！！」
顔を真っ赤にさせて慌てふためくところを見ると本当にそうなのか…と納得してしまった。
でも今の私は見るに無惨な姿なんだけどなぁ…
変わった人だ…
それとも、あいつらのような嫌味なのだろうか。
『あ、はは。すみません、不格好で…』
そう髪や軍服を触りながら自傷気味に笑えば
pi 「そ、そんなこと絶対にない！！！です！！！」
と大声が隣で響き鼓膜を貫通しそうになった。
…なんて優しんだろう。
sni 「そうですよ！僕だって彼女にしたいぐらいですもんw」
…ん？
あ、そうか最近はそういう方も多いもんなぁ。
よぉ街で聞くわ…
『女性から言われるとは思いませんでした…笑』
私が笑いながら言うと
御三方から「「「え？」」」とした困惑の声が零れた。
すかさずその反応に私も「え？」という間抜けな声を上げた。
pi 「しにがみくんはですね、…男、です」
『…え？』
sni 「あ、…w」
やってしまった…
即座に土下座をし、
『ホンマにすみませんでした…!!!私、めちゃめちゃ失礼なことを…!!』
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白米の無い弁当 - え…ナニコノ神作品…え？夢主ちゃんの心が壊れてしまったような表現、もう他人としてwrwrdと関わろうとしてたりする表現がガチですごすぎる…早く続編出らへんかな (5月27日 1時) (
レス) id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - 無能パロのテンプレっぽさが全くなくて、夢主ちゃんのもう手遅れだって言う感じの絶望感とか、ものすごい心に響く作品でした…応援してます！！！ (2023年4月13日 19時) (レス) @page45 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
稀鈴 - まじで泣いておりました🥹 (2023年1月30日 18時) (レス) @page43 id: 9135c42b7c (このIDを非表示/違反報告)
稀鈴 - こんばんはです！無能パロはやっぱり最高ですね！！ (2023年1月30日 18時) (レス) @page43 id: 9135c42b7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - むみさん» わぁぁあぁ！！ありがとうございます(；；)!!!!割と現実よりの辛めのお話なんですが分かっていただけてめちゃめちゃ嬉しいです…😭!!!!そのお言葉一つで頑張れます！ありがとうございます!!!! (2022年10月19日 3時) (レス) id: 4c9d995662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわ | 作成日時：2022年7月5日 3時
