22 ページ22
今日は私とクロノアさんが家に居る。
店自体は休みなんやけどぺいんとさんは新しい仕入先に挨拶に言っててしにーさんは店のキッチンでまた創作パンを作ってる。
お願いだから今日は食べたくない
クロノアさんは季節のパンの新しいレシピを考えていて
私はそれに伴って短期間の仕入先に目星をつけておく
しにーさんアジと唐辛子と抹茶を持って行ったようなんやけど
アジと唐辛子はまだしも抹茶は確実に合わんと思う。
なんて遠い目をしていればクロノアさんが私に声をかけた
kr 「これ、どう思う？」
簡単な紙に書かれていたのはミネストローネをソース、というかカレーっぽく水分を飛ばした物を
バケットに穴を開け流し込みチーズで蓋をするものだった。
上には小さな乾燥バジルが乗るらしい。
『うん、美味しいと思いますし見た目もええ…
経費もそこまでかかりませんし後仕入先も従来のもので事足りそうっすね。』
kr 「へへへ、じゃあこれをしにがみくんに明日渡して作ってみてもらおうっと」
ふにゃりと笑うクロノアさん。
それに答えるように笑い返せばまたまたにっこり笑った。
『ほいじゃ、こんなもんすかね』
kr 「ね、今度さ」
「Aちゃんもレシピ作ってみない？」
『レシピ､ッスか？』
kr 「センスあるし絶対美味しく出来ると思うよ！」
『んふふ、ほんまっすか？』
そう笑っているとすぐに御手洗に行きたくなった。
『すみません、お手洗い行ってきますね』
そう行って、トイレへ駆け込んだ。
ーー
『ふーセーフ。』
用をお下品なことを言いながら足していると
ﾁﾘﾘﾘｰﾝ。
来客のベルが鳴った。
ぺいんとさんは鍵もってるだろうし…
しにーさんは落としそうだけど…
じゃしにーさんか、トラゾーさんか師匠かな。
「おかえり」か、「いらっしゃい!!」か
どちらを言うにも挨拶はしておかなきゃと
リビングの方へ駆けると
…懐かしい気配がした。
一瞬の息を吐く声とその人特有の気配が
私の足を止めさせた。
気づけば、隠れていた。
「…あ、突然すんません。こちらの女性、みぃひんかったですか？」
「先輩。ここはまず自己紹介からっすよ。
w国から来ました。」
…
「…ッチ、邪魔やねん…」
「…あは、Aさん、何も出来ませんもんね笑」
I
I
I
「なぁなぁ、今日もゲームしよや！！！」
「…はじめまし…て？」
syp 「ショッピと、こちら」
kn 「コネシマと申します。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 547人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白米の無い弁当 - え…ナニコノ神作品…え？夢主ちゃんの心が壊れてしまったような表現、もう他人としてwrwrdと関わろうとしてたりする表現がガチですごすぎる…早く続編出らへんかな (5月27日 1時) (
レス) id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - 無能パロのテンプレっぽさが全くなくて、夢主ちゃんのもう手遅れだって言う感じの絶望感とか、ものすごい心に響く作品でした…応援してます！！！ (2023年4月13日 19時) (レス) @page45 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
稀鈴 - まじで泣いておりました🥹 (2023年1月30日 18時) (レス) @page43 id: 9135c42b7c (このIDを非表示/違反報告)
稀鈴 - こんばんはです！無能パロはやっぱり最高ですね！！ (2023年1月30日 18時) (レス) @page43 id: 9135c42b7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - むみさん» わぁぁあぁ！！ありがとうございます(；；)!!!!割と現実よりの辛めのお話なんですが分かっていただけてめちゃめちゃ嬉しいです…😭!!!!そのお言葉一つで頑張れます！ありがとうございます!!!! (2022年10月19日 3時) (レス) id: 4c9d995662 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽわ | 作成日時：2022年7月5日 3時
