第46話 ページ49
*レイ side*
レイ「グルッペンさん、レイです。少々お時間よろしいでしょうか？」
総統室のドアをノックして声をかけると、少し間が空いて「入れ」と返事が聞こえた。
それを聞き、「失礼いたします」と断りを入れてドアを開ける。
グルッペンさんは、椅子に座って何やら新聞を読んでいた。
レイ「あ、あの……」
グ「あぁ、大丈夫だゾ。それで、何かあったのか？」
新聞からこちらに視線を移すグルッペンさんに、単刀直入に切り出す。
レイ「その…チーノ先輩の処遇について、お聞きしたくて……」
その言葉だけで察したらしいグルッペンさんは、ふっと笑みを浮かべて口を開いた。
グ「安心しろ。我々は初めから、
レイ「！ では……！」
グ「ああ。本人が望むのであれば、改めて幹部として迎え入れるさ。他の幹部たちも、異論は無い」
以前と変わらず彼と居られる事が確認できて安堵し、ホッと胸を撫で下ろす。
しかし、グルッペンさんはふと神妙な顔つきになってこう続けた。
グ「だが……もしかしたら奴は、別の道を選ぶかもしれんな」
レイ「別の、道……？」
何の事を言っているのかと首を傾げる私に、グルッペンさんは
そこに大きく書かれている見出しを見て、私はハッと息を呑んだ。
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空文 晴霧(プロフ) - suzurei/鈴玲さん» ありがとうございます！ 頑張ります！ (2020年3月30日 12時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
suzurei/鈴玲 - 更新頑張ってください…！応援してます！ (2020年3月30日 12時) (レス) id: 54995dabe3 (このIDを非表示/違反報告)
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