battle44 ページ46
*コネシマ side*
グ「見ている限り、一番安定していたのはロボロなんだが……」
互いを振り回し、互いに振り回された俺たちは、仲良く倒れ込んでいた。
その中で、グルッペンに称賛されたロボロが反応して顔を上げる。
ロ「いや…実は俺…ゾムから隠密的な戦い方教わってんねん……。声なんか出したら意味無くない……？」
シ「え、そうやったん？」
グ「ああ、その話はゾムから聞いている。確かに矛盾した役割になってしまうんだよな……。ならひとらん、お前はどうだ？」
顔を向けられたひとらんは、ビクッと飛び跳ねた。
ひ「お、俺…いざって時には上手く声出せなくて……。さっきは敵の居ない状態だったからなんとかなったけど…正直…プレッシャーで吐きそうだった……」
ト「強くなりたいんやなかったか？」
ひ「順序と適材適所ってものがある……」←
生気の抜けきったひとらんを見て、グルッペンは少しいたたまれなさそうな顔をしたが、すぐに切り替えて別の方を向いた。
グ「お前はどうなんだ？ シャオロン」
シ「うぇぇ!? だ、だって俺、やっとトラウマ克服してきたところやで？ そんな状態でバトル中に指示出す余裕無いって！」
グ「まぁ……また投げ出されたりしても困る。となると残るは……」
横目で見られ、期待が膨らむ。
コ「おっ？ 俺しかおらんっちゅー事か!?」
ト「グルさん……」
グ「ああ…これは本腰を入れなければダメそうだな……」
コ「ちょ、どういう意味やねん！！」
諦めたような目で二人に見られ、居心地の悪さを感じる。
グ「……仕方ない。とりあえず、お前を司令塔として本格的に育ててやる。厳しくするが、付いてこいよ」
コ「おぉー！！ よろしくな！！」
ガバッと飛び起きて喜んでから、再び倒れ込む。
コ「でもその前に……きゅうけ〜い」
ト「こいつっ……！」
トントンが.52ガロンを構えようとするのを、グルッペンが呆れた様子で止める。
そんな二人をぼんやりと眺めていると、不意に突風が吹いた。
ロ「わっ」
シ「結構強いな……。ビル風ってやつか？」
シャオロンとひとらんは、帽子を飛ばされないよう押さえている。
その最中(ｻﾅｶ)、俺は見てしまった。
常に隠されていた───グルッペンの左目を。
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空文 加菜(プロフ) - そらさん» ありがとうございます！！ 楽しんでいただけて何よりです…！ これからも頑張ります！ (2018年7月17日 5時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
そら - スプラもすきですが、わたしは細かいことはきにしないたちなので、読んでてとっても楽しいですよ。個人的にはtn推しなので、これからの展開にも気になってるところです！暑い日が続いてますが、完結のその日が迎えられるよう応援してます！ (2018年7月17日 1時) (レス) id: 97a883ef1b (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 夕張メロン(+ロボロ推し隊長さん» そういう事ですね。紛らわしい設定ですみません…(>_<;) (2018年7月14日 8時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
夕張メロン(+ロボロ推し隊長(プロフ) - 勝手にまとめますすみません。この作品の舞台はハイカラシティ、でも作者さんが好きなためマニューバーがある、それ以外はハイカラシティ、でいいですかね？ (2018年7月14日 8時) (レス) id: ddde3ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 5歳児な初心者さん» ハイカラスクエアの知識が無いんですすみません…。納得がいかなければ読まなくて構いません。どんなに指摘されても、もう何も変えるつもりは無いので(;´Д｀) (2018年7月14日 8時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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