第一補佐官との日常3【鬼灯の冷徹】

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桃太郎「北京原人の恋愛覗き見してたのかよ！アンタどんだけ目覚めるの早いんだ」

「「「すけこまし〜」」」

白澤「何でも知ってるのに越したこたァないよ。現世も天国も地獄もよく見てきたよ」

お香「アラ いいわね 今度天国を案内して欲しいわ」

白澤「ホント？じゃ今から行こうか」

お香「まあ....嬉しいけどお仕事中でしょ？」

白澤「いいよいいよ 行こう」

梓「あ、危ない」

ｸﾞﾝ
ﾋﾞｨｨｨｨﾝ
ﾋﾞﾀﾝ
お香「！？」

白澤「...........？」

「「？」」

桃太郎「(一瞬何が起こったのか分からない顔をしている.....)」

鬼灯「ごきげんいかが！？」

白澤「うおおおおおおお！！？出やがった！！ごきげん悪いよ！相当にな！！」

燈「一体何が....」

梓「さっき父さんの影が見えたので何か仕掛けてると思っていましたが、案の定でした」

華「いつの間に....」

白澤「せめて意味のある悪戯をしろーッッ」

鬼灯「....もう...なんか大義名分もない ムシャクシャしてやった」

白澤「とどのつまり通リ魔！！！」

「「「父さーん」」」

鬼灯「大丈夫ですか？何もされていませんか？」

白澤「何もしてないよ！！」

ｷﾞｬｱｷﾞｬｱ
お香「.....金太郎さんに比べてこの二人ときたら........」

桃太郎「白澤様は「気は優しくて軽薄」で鬼灯さんは「厳しくて力持ち」......」

燈「父さん どうしてここに？」

鬼灯「高天原ショッピングモールへ.....」

白澤「さっさとそっち行けよ」

お香「ショッピング？行ってみたいわ」

鬼灯「一緒に行きます？」

白澤「え───二人で行こうよ」

お香「仲良くね？」

鬼灯.白澤「「......」」

さすがお香さん。言葉使いも丁寧。大人しくさせた
あれ？高天原ショッピングモール？........あ！






数時間前

『今日は家族水入らずで母の買い物に付き合うので遅くなります。帰る時は5時までに帰ってきてください』

「「「はーい」」」








燈「(そういえば私と華は)」

華「(おじいちゃんと律兄に滅多に会いませんね.....おじいちゃんに会ったことあるっけ？)」

ｺｸｯ
「「私達も行ってみたいです！高天原ショッピングモールに！」」

鬼灯「いいですよ.....梓はどうします？」

梓「桃タローと留守番してます」

鬼灯「では桃太郎さん 梓をよろしくお願いします」

桃太郎「はい」

梓「行ってらっしゃーい」

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