検索窓
今日:31 hit、昨日:23 hit、合計:76,801 hit

ページ33

.


ただ一向、彼女達の言い分を聞く

前に秋葉原で私と魁が2人で買い物をしてるのを見た
その次は魁とザカオ君と私の3人でマンションに入っていくのを見た
そのまた次は買い物袋を持って駆け足でマンションへ入る私を見た

最後に見たのはバレンタインの日、5人と私がマンションへ入っていくのを見た


その時の会話で聞こえたのが私のチャンネルの話だったとのこと。


・・・まず、この子達やばいな。ストーカーじゃないか。




「ちょっと料理ができるからって媚売って可愛子ぶって・・・正直ムカつくんですけど」

「私達みたいなウオタミさん達は皆貴方の存在が邪魔でしょうがないの」

「別にやろうと思えばアンタなんてすぐ消せるよ?
  “お店行ったらつじもんさんの態度悪すぎたしウオタミだからって牽制された〜”
  って言えばすぐじゃん?」


『そうですが、なのに態々出向いて忠告してくださっているということですね?』



わかってんじゃん、と得意げな女の子達


いやいや、君たちがわから無さ過ぎてるんじゃないですか?




『今後彼らとの関係は貴方達のご忠告を肝に銘じようとは思うけど、

  貴方達が彼らにしている行為は“ストーカー”ですね。これは規制法があって罰則がある
  更にこれはまだ未遂だから適用されないけど君らがしようとした行為は名誉毀損罪ですね
  それに気づかれないと思っただろうけど、その靴下学校指定ですね?○○女子高の』



びくり、と肩が揺れた


よかった〜リスナーさんに同じ学校の子がいて。
その子はすごくいい子で真面目そうだった。この子等とは正反対

私は傍らからボイスレコーダーを取り出した



『で、この会話は録音しています。青少年保護法があるとは言え、罪は罪です

 これ以上ここで議論すると言うならばこれを警察に持っていきます
 今すぐ店の前から去って金輪際私に関わらないと認めてくれるのならば


.

.



 私は彼らとの縁を切ります』




そう、これが私の勝ち方

だから




『だから

.


.


私の命よりも大事な友人と、店長とナオさんが守るこの店の邪魔だけはしないで!!!!』




恐ろしい程低くて大きな声が出た
目の前の女の子達はビビったのか今にも泣き出しそう

流石にやりすぎだろうか
いやでも、これくらいやって分からせたほうがいいだろう
でも謝ることは大事だ。謝ろう

そう思ったとき



motoki「勝手に縁切ろうとするのは違くない?」



嗚呼、なんで来るかなあ

▼その手は絶対に→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
142人がお気に入り
設定タグ:Youtuber , フィッシャーズ , Fischer's   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Z1GSY x他1人 | 作成日時:2019年6月28日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。