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ndaho「えっこれ本当に貰っていいの!?」

『うん、バレンタインだし。マサイ君お皿借りちゃってごめんね』

masai「いや全然いい。てかこれ店で売ってるやつじゃん・・・すげ〜・・・」

peke「ねえもう食べていい?」

『どうぞどうぞ〜』


全員がクッキーに集る
ああもう、明日来るザカオ君やダーマ君の分も取っておいてよ
そう言えばあいつらの分は知らん!なんて言い出す

まあ、念のため取っておいたけども。



silk「この時間に食うのはなんか罪悪感がすげえな」

ndaho「まあたまにはいいんじゃない?せっかく辻元さんが作ってくれたんだし!」



皆と混ざってもそもそ食べてる魁が目に入った
・・・ちょっと拗ねてるの面白いな。あ、メンバーに弄られてる

そこで魁だけを呼び出した



motoki「何?」

『不貞腐れないでよ』

motoki「別に不貞腐れてないもーん」



その言い方が証拠だよもう
こういう時子供っぽくなるんだから・・・

小さくため息をついて冷蔵庫を開けた



『帰ってから渡そうと思ったけど、これ』

motoki「え、何これ」



『バレンタイン』



明白にテンションが上がってるし。
箱を置いて丁寧に開けた



motoki「えっやば!!!まってまってスマホ!!!!!」



慌ててスマホを取りに行くもんだから皆がなんだなんだとキッチンへ集まってきた



silk「えっこれマジ!?売りもんじゃん」

peke「これ辻元さんが作ったの!?」

『うん』

peke「凄すぎる!!」

ndaho「えーこれも美味しそう!」

motoki「お前らどけ!写真とるから!」



全員をどかして魁がスマホのカメラを起動した
そして何枚も撮ってくれる。
その横ではマサイくんも一眼レフを構えていた。え、いつもってきたの?



motoki「えーありがとう!帰ったら食べる」

『でも量多いし今皆で分けたら?』

motoki「えぇ!?」

peke「いいじゃんもっきゅん!!」

motoki「いや別にいいけど、一番初めの一口は俺だからね!」



なんだよそのこだわりは・・・
内心呆れつつ、ケーキに包丁を入れ均等に切り分けた



『シルク君食べるの明日にする?』

silk「あー、そうしようかな。マサイ置いといていい?」

masai「おー」

『忘れずに食べてね』

masai「忘れてたら俺が食う」

silk「それは許さねえ」



皆が笑う。嗚呼この空間が最高に幸せだな
そう思いながら隣を見ればもうすでに食べている魁の姿が



motoki「めっちゃ美味い!ありがとね本当」



そう言って笑う君の笑顔が一番の幸せだ、なんて

▼引越しといえば→←▼君だけは特別



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:Z1GSY x他1人 | 作成日時:2019年6月28日 20時

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