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___ ページ15

ーー







「A!!遅刻しますよ!!」



『___っ!!』





押し寄せる眩しさに耐えきれず瞼を閉じる





『…ねむい…』


「起きてください」





容赦なく布団を捲られ寒さに身を丸める。

これだから冬の朝は嫌い。



眠たい目を擦り手探りで隣の温もりも探すも、いつもはまだ温かいはずなのにひんやりと冷たくて




『…?』



「はは、今日はぼくよりAがお寝坊さんだったね」



「ネグローニなら張り切って6時頃起きてましたよ」




うっすらと瞼を開けると





エプロン姿のぼんちゃんと、いつもはまだあたしの隣で寝ぼけているはずのネグローニ。





「ほら、起きた起きた!」






珍しく起こす立場になり嬉しいのか、軽々とあたしを抱き上げる。





「6時間目だよね、楽しみだなぁ…
そのまま一緒に帰ろうね」





『張り切りすぎじゃない?』

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作者名:うぃっぷ | 作成日時:2020年10月11日 23時

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