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5.久しぶりの同期 ページ5

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「お〜!お前ら〜!久しぶり!」



私とジュンギュを見つけるやいなや、ジフンは手を挙げた。



ジュンギュ「久しぶり〜」

ジフン「お前もこういうの来るんだな!珍し!」

ジュンギュ「…うるさいよ」



仲良いんだか仲悪いんだかよくわからないふたりが感動の再会を果たしているのを横目に、私は顔馴染みの同期に挨拶しに行った。



「久しぶり〜!」

「え〜?久しぶり〜!何ヶ月ぶりよ?」

「何ヶ月?もうずっと会いたかったよ〜!」

「なら会いに来なさいよ!」



久しぶりに会えた同期に興奮しながら、積もる話をしていた私に、いつの間にかジュンギュとの会話を終えたジフンが話しかけてきた。



ジフン「A!お前ほんとに久しぶりだな?何してたんだよ?」

「ちょっと前まで短期のアルバイト詰め込んでたのよ」



ジュンギュが同期に話しかけられている間、私はよく喋るジフンを見て感慨深い気持ちになっていた。

この人は良い意味で何も変わらないな。



「ジフン、本当にガキだね」

ジフン「は?ガキ?俺、後輩に冷静沈着でクールなイメージ持たれてんだぞ」

「ハハッ!冷静沈着?クール?夢の話?」

ジフン「マジで!後輩がどれだけ俺を崇敬してるか…」

「ちょっと会ってない間に随分厚かましくなったもんだ」



ジフンをからかっていると、同期達の輪から抜け出してきたジュンギュが私達の方へ向かってきて、当然のように私の隣に座った。


というか、うちのサークルに所属していないジュンギュが当然のように同期会に参加していいものなのだろうか。



ジフン「ところでお前ら、今学期もくっついてるんだな」



ジフンの何気ない一言に頭を押さえる。
その通りだ。

学部は同じだが、学科も専攻も違うのにわざわざ昼食の時間を合わせることを強要され何度ご飯を奢らされたかわからない。



ジュンギュ「仕方ないでしょ?俺がいなかったらAはひとり寂しく大学生活を過ごすことになるんだから…高校からのよしみで俺が一緒にいてあげなきゃ〜」



この男…良心というものがないのだろうか。




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扇子(プロフ) - みさん» いえいえ!こちらこそ読んでいただきありがとうございます!これからも更新頑張りますね☺️ (2022年6月26日 1時) (レス) id: 3dae27e4b9 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新してくださりありがとうございます! (2022年6月25日 0時) (レス) @page47 id: 4940a29e5c (このIDを非表示/違反報告)
扇子(プロフ) - ゆゆさん» わ!ありがとうございます!!嬉しいです☺️ (2022年6月3日 17時) (レス) id: 3dae27e4b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - おもしろすぎて最高です! (2022年6月3日 1時) (レス) @page41 id: 4940a29e5c (このIDを非表示/違反報告)
扇子(プロフ) - みつきさん» わ〜!!ありがとうございます!!嬉しいです☺️これからも楽しんでいただけるように頑張りますね!! (2022年6月2日 22時) (レス) id: 3dae27e4b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:扇子 | 作成日時:2022年5月19日 18時

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