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26.ジュンギュのパスタ ページ26

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今日は大変な一日だった…

学校から帰宅した私は、パソコンを起動してレポート課題の作成をしていた。



「はあ…」



頭がズキンと痛む。

時間を確認すると、いつの間にか夕方になっていた。

とりあえず何か食べて今日はすぐに寝よう。



「カップラーメンまだあったかな…」



何か食べるものを探すために立ち上がった瞬間、インターホンが鳴った。

嫌な予感…


頭を押さえて立ち尽くしていると、オートロックの暗証番号を解除して入ってきたのはやはり、キムジュンギュだった。



ジュンギュ「A〜!今日のAは本当についてるよ〜!」



あの悪魔が今日はいったい何をしでかすのか恐怖を感じながら振り向くと、予想した姿とは異なり、フライパンを持ったキムジュンギュが私の部屋に入ってきた。



「…なに?」

ジュンギュ「晩御飯食べた?食べてたとしてもこれも食べて!こんな機会そうそうないよ〜!」



キムジュンギュがフライパンを持っているという光景は非常に珍しいものだった。



「ジュンギュが料理したの?正気?私を食中毒で苦しめる作戦?」

ジュンギュ「はあ?失礼だな!早く食器持ってきて!」



私がしかめっ面で食器を用意すると、彼は得意げな顔でフライパンの蓋を開けた。



「パスタ?」

ジュンギュ「うん〜、今日昼にパスタ食べたでしょ?その味を再現してみた!」

「市販のソースかけただけじゃない?」

ジュンギュ「いや!ベーコンも入れた!」

「あ…そう……じゃあ、ありがたくいただくね」



私はちょうどベストなタイミングで来てくれたジュンギュに感謝して一口食べてみることにした。



ジュンギュ「どう?美味しい?お店で食べるのと同じ味する?」



そう問いかけるジュンギュの表情を窺うと、期待するような目で私を見ていた。

お店のパスタとは比較するまでもないし、麺を茹でる時間が短いような気もするが、市販のソースのおかげで食べられなくもない。

ジュンギュにしては上等じゃない?




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設定タグ:TREASURE , ジュンギュ , ドヨン
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扇子(プロフ) - みさん» いえいえ!こちらこそ読んでいただきありがとうございます!これからも更新頑張りますね☺️ (2022年6月26日 1時) (レス) id: 3dae27e4b9 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新してくださりありがとうございます! (2022年6月25日 0時) (レス) @page47 id: 4940a29e5c (このIDを非表示/違反報告)
扇子(プロフ) - ゆゆさん» わ!ありがとうございます!!嬉しいです☺️ (2022年6月3日 17時) (レス) id: 3dae27e4b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - おもしろすぎて最高です! (2022年6月3日 1時) (レス) @page41 id: 4940a29e5c (このIDを非表示/違反報告)
扇子(プロフ) - みつきさん» わ〜!!ありがとうございます!!嬉しいです☺️これからも楽しんでいただけるように頑張りますね!! (2022年6月2日 22時) (レス) id: 3dae27e4b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:扇子 | 作成日時:2022年5月19日 18時

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