僕らを繋ぐ13の弦

第42話 ページ42

『私、先輩のことが……好きです……！！』
浦「え……？」
『…さっき、蓮次くんに告白されて、応えられなくて、何故か浦正先輩のことを考えてました、そこで気づきました、私は浦正先輩が好きだって』
浦「……」
『返事、貰えますか…？』
浦「…ごめん」
『…そう…ですか……』
浦「…こういうのは、俺から言うべきだった、……俺も、Aのことが、13年前から、ずっと、…好きでした」
『え……？』
浦「俺と、付き合ってください」
『……はい！』
狂「よかったな浦正」
浦「うわっ！なんで狂平が…！？」
狂「蓮くんが泣いて帰ってきたから様子を見にきたんだ」
『す、すみません…』
虎「よかったなー初恋が実って」
浦「虎次まで！Aは知らないんだから言うなよ！」
『あ、知ってたので大丈夫です』
浦「えっ」
狂「俺が教えておいたんだ」
浦「話すなよ…/////」
光「浦正先輩顔真っ赤ですよ〜笑」
健「A、おめでとう！」
蓮「にーやん、やっぱりここに！………？」
来「…浦正先輩！」
浦「来音？」
怜「………」
来「…Aのこと、幸せにしてください！」
浦「あ、ああ」
涼「来音くんオカンみたいやな笑」
蓮「…泣かせたら許さへんで！」
来「絶対ですよ！！」
浦「おう！」
真「…宙くんは、いいの？」
宙「…僕は、浦正先輩がそんなことするはずないって信じてるから」
真「…そっか」

『…そうだ！皆で写真撮りませんか？』
虎「いいね！狂平と蓮次も入れよ！」
蓮「ええんか？」
虎「これで俺らは引退なんだし！」
浦「じゃあ皆並んでー」
虎「Aちゃんなんでそこにいるの？浦正の隣来なよ」
『えっ！でも3年生が前の方が…』
虎「いいのいいの、これは2人が付き合う記念の写真なんだし」
浦「そうなの！？」
虎「あとで浦正とAちゃんのツーショも撮るから！」
狂「スマホの待ち受けにしないとだな」
浦「……//////」

虎「いい？撮るよー」

そのとき、浦正先輩は私を抱き寄せて囁いた
浦「…愛してる」

虎「はい、チーズ！」


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