第32話 ページ32
光「ついに来ました!無敵!夏休み!」
来「光黄先輩、えらいテンション高いですね」
健「夏休みは思い出になるからな〜」
涼「夏休みは大会に向けて練習ですよ?」
光「分かってるけどやっぱりお祭りとか行きたいじゃん〜!」
浦「夏祭りか…」
虎「Aちゃん誘えば?」
浦「えっ………!!??」
虎「焦りすぎだろw」
浦「でも、怜生や来音と約束してるかも…」
虎「そうやって言い訳してたら、気持ちなんか伝わらないぞ?」
浦「……そうだな」
虎「男なら多少強引にでも誘ってこい!」
浦「分かった!」
浦「A、あのさ、来週の夏祭り、一緒に行かない…?」
来「あ!俺も行きたい!」
怜「お、俺も!」
浦(やっぱり…)
『えっと…じゃあ4人で行きますか?』
浦「あ…」
(男なら多少強引にでも誘ってこい!)
浦「ごめん、Aと2人で行きたいから」
『えっ…… 』
浦「駄目…かな?」
『い、いえ、そんなことは!駄目じゃないです!じゃあ、怜生も来音も今回は絶対尾行しないでね!』
怜来「は〜い…」
浦「怜生も来音もごめんな、今度誘うから!」
ガチャッ
浦「狂平…!?」
虎「どうしたんだ?」
狂「浦正、悪いがAを借りる」
『え…?』
浦「何するつもりだ…!」
狂「変なことはしない、ただ話をするだけだ、追ってくるなよ」
ガチャッ
『あ、あの、狂平さん…?』
狂「…この前の喫茶店行くね」
狂「無理矢理連れてきてごめんな、このアルバムを見てくれないか?」
それは、浦正先輩と狂平さんと見覚えのある女の子が写っていた
『え…この写真の女の子の持ってるぬいぐるみ…』
狂「やっぱり…これは俺と浦正が5歳の時に、俺の母の友人が子どもを連れて来たんだ、その子は3歳で、名前は…『A』」
『それって…』
狂「うん、浦正の初恋のAちゃん。浦正はAちゃんを気に入って可愛がろうとしてたけど、泣いちゃったんだ。そのとき、俺の母が琴を弾いて、Aちゃんはそれを聞いて笑ったんだ。それが羨ましかったんだろうな、浦正もそれから琴弾きたいって言うようになって、小1から習い始めた。ずっと、Aちゃんに聴かせるんだって言いながら。」
『そうなんですか…』
狂「少し引っかかるから、母に聞いてみたら、その子の苗字は『風間』」
『え……!?じゃあ、これは…私?』
狂「そう、俺の母とAの母は知り合いで、Aは浦正の初恋の相手ってことだ」
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野良ギツネ(プロフ) - 総合70位になっていたようです!ありがとうございます!! (2018年8月16日 21時) (レス) id: 7e9876f2a7 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 更新ありがとうございます!
また楽しみにしてます!!
明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。 (2018年1月1日 13時) (携帯から) (レス) id: 6ca89fc091 (このIDを非表示/違反報告)
Sirius(プロフ) - 更新ありがとうございます(^^)今回もとっても面白かったです! (2018年1月1日 7時) (レス) id: 13c2452427 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 更新また楽しみにしてます!
いろいろテストも大変ですよね
(2017年12月9日 22時) (携帯から) (レス) id: 6ca89fc091 (このIDを非表示/違反報告)
Sirius(プロフ) - 野良ギツネさん» お久し振りです!本当ですか!?すごく嬉しいです。楽しみにしていますね!私も定期テストあるのですが、おかげで頑張れそうです! (2017年11月26日 0時) (レス) id: 13c2452427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずくも | 作成日時:2017年3月4日 10時