ＡＭ。オール？ ページ43
翔潤「っつ？！！こ、これは？！！」
二人はスマホから顔を上げると同時に互いを窺った。
カタカタと震える手を止める事が出来ない程動揺してるのが分かり、互いに同じ考えだと理解した。そしてどちらともなく近付くと互いに今見たスマホ画面を差し出し、そしてやはり同じ物で驚愕したのだと再確認したのである。
ただ違うのは４枚あるうち、開いていたのは２枚目と４枚目。
お互い直ぐ本題に入るのは適切で無いと考えたのか？動揺を抑える為の時間稼ぎか？
二人は顔をひきつらせながらも、まずは冷静に雑談を始める事にしたのである。
潤「それが一番気に入りましたか？」
翔「ああ、当然だろ？このなんとも言えない横顔は絶品だ。お前だってニノの横顔好きだって
潤「でもやっぱこれでしょ？」
そう言って櫻井の前に差し出す４枚目の写真。それがどんな写真か分かっていながらも目が合うとどうしても紅潮してしまう櫻井だったのである。
翔「わぁ、ダメだ！俺にはまだそれは早すぎる。」
潤「いやいや、貴方が選んだ写真の方が絶対ヤバイですから。」
櫻井が選んだのは、ソファ越しから撮られた１枚。白いシャツが日の光りを浴び輝いているの特徴的だが、それ以上に見入ってしまうのが、二宮の憂いを帯びた美しい横顔。
何を思い見つめているのか？
夜が明けて身支度をある程度終えた一時の時間。
それはまるで昨夜の事を邂逅している様にも思えるのだった。
翔「問題は…。」
潤「っつ？！………ええっ。これを誰が撮ったか？って事ですよね？」
翔「ああ。そしてその相手こぞ十中八九…。」
潤「夜の相手。」
誤魔化しても何れ話さなくてはならない話である。
しかしこんな二宮の表情を撮れる相手となると相手は限られる。
人たらし。どんな気難しい相手であっても二宮に掛かれば赤子の様に心を開き夢中になる。たぐいまれなる巨匠達が次々二宮の元に落ちて行くのを見てきた。
だからまだ自分達が知らない相手。
もしくはプロのカメラ…マン？
翔「ま、まさか？！」
潤「いや！それは流石に？！」
翔「そんなの分からんじゃないか？！あのニノだぞ！それに相手も人たらしで有名らしいからな。そんな二人だからこそ何か通ずるものがあり…。」
美は性別をも越えるだろう。
しかしここで松本は一番根本的な事に気付くのであった。
潤「あっ…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUY(プロフ) - ちえさんさん» あの顔をぴったんこした時のニノちゃんの眉がちょっと下がっててまぁ、可愛い！！このまま一生、ずっと一緒にいてくれ！一緒だと最高！！万歳です！！ (2020年10月16日 17時) (
レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» うちの店とかかなり後になってから出したりするので(笑)気長に待つと出てくると思う。三ツ矢サイダーは3日後くらいだったけど、ゼリーは今週だったよ。(爆)あまりに遅くて突っ込んだもん。 (2020年10月16日 17時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - いや、ひらっちさんの言う通り。相葉くんとだとカレカノな2人。一緒にゲームして漫画読んで仲良く暮らしてほしいです(笑) (2020年10月16日 14時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
ひらっち(プロフ) - 相葉君の隣になると可愛さ増し増しになっちゃうよね？あたしもまだあるけど進んで買いますwwオイリオが見つからないんです。探し中。 (2020年10月16日 13時) (レス) id: ee1a7aadec (このIDを非表示/違反報告)
YUY(プロフ) - ひらっちさん» 本当良かったですよね、最高でした。と同時に思い付いた話でした。(笑)だってまさにやった後にしか見えなくて。(爆) (2020年10月13日 6時) (レス) id: 846e4e6c3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUY
| 作成日時：2020年8月1日 8時
