え、やめてください【忍たま】

トリップ 女の子 ページ37

その後は





シナ先生が目の前に現れたかと思うと抱っこされて

一瞬のうちに布団の上に降ろされました。

改めてくノ一すごいと思いました。





シナ先生「いーいAちゃん、これから話すことは

大事なことだからよく聞いてね______」





真剣に、それでも何だか嬉しそうに話をするシナ先

生は輝いて見えた









ざっくり説明すると体調が悪かったら遠慮しないで

休むこと、とくに実技。先生に言いにくかったらシ

ナ先生に言えば良いとのこと





ユキ「何かあれば私達に相談してもいいからね」





シナ先生の説明のあと、この子達に軽く自己紹介を

された





トモミ「男どもばかりで大変でしょ？」

おシゲ「遠慮なく相談して欲しいでしゅ」





よかった…くノ一の人達には余りよく思われてない

と思っていたから





『その時はよろしくお願いします』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





やっぱり同性は色々と安心するなと感じ、休みだけ

ど部屋に篭って安静にしておこうと思う。外出して

いる忍たまが多いせいか全く人のいない長屋を歩い

ていたのだが









『…ッ！………ッ』





急激にお腹が痛くなり始めた、しかも段々と痛さは

増している。自分の部屋に戻ろうともここからじゃ

遠すぎる、だからといってこんな人目につくところ

で蹲りたくはない





そういや…あの居心地が良く下から見えない木が近

くにあったはず





痛みになんとか耐えながら走り出し、目的の木を見

つけると力の出し切れる限りジャンプをして飛び乗

り、そのまま寝転んだ





『………ッ〜』





暫くは動けないなと思い人に見られたくないので、

気配の消し方なんてわからないけど取り敢えず意識

しながらただただ耐えていた





久しぶりのせいかとても痛く感じる。

前みたいに量は多くなかったけど痛みは増している

気がする……いや、絶対そうだ









『…い’’ッ………』





毎回こんなんだと辛いな









.









三郎「おい、大丈夫か」

トリップ ずるい→←トリップ 早くない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す