34.曇り ページ34
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樹「うわガチかよ！は！？」
渡「ふざけんなよ！直前で追い越すとかナシでしょ！」
深「うーわ！俺1回も1位になれなかったし」
京「目黒ナイス！！」
目「よっしゃ！あっぶねえ！」
どうやら決着が着いたようで、盛り上がっている面々。
⋯やべ、全く見てなかったなんて言えないから、少し話合わせとこ。
「樹惜しかったね〜、目黒くんすごい！」
北「ふっかにも何か言ってやれ」
「⋯ドンマイ！」
深「くそがあぁっ！」
ようやくマリカーが終わって、盛り上がっていたらいつの間にか外が薄暗くなり始めていた。
冬だし、曇りだし、ね。
樹「俺すごいこと気付いちゃった」
深「なに？」
樹「A以外全員B型」
渡「え、そうなの？」
「⋯だからか」
だから各々マイペースに違うことしてたってわけね。納得。
京「A何型なの？」
「わかんない、不明」
渡「こいつこそBだろ」
深「いやでも⋯ABっぽい⋯？」
「なんでもいいわ」
渡「ほらこういうとこBだわ」
北斗が一切会話に入ってこないのが気になる。
ねえ北斗、さっき言ってたことは本当なの？
深「あーやべ、俺そろそろ帰んなきゃ」
渡「え、なんで？」
深「家庭の事情？」
京「ふっか帰るなら俺も帰るー」
渡「や、俺仲間はずれにすんな」
樹「え、帰んの？3人」
用事があるから帰るというふっかに、何故か便乗する大我と渡辺。
いやいや、待てよ。この3人が帰ったら⋯
深「お邪魔しましたー！鍋ごちそうさま！」
渡「4人でごゆっくり〜」
京「またねー」
樹「えっとー⋯どうする？」
残されたのは、私と、樹と、北斗と、目黒くんの4人。
あの樹が、こんなにも動揺してるなんて
この状況、マジで笑えない。
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くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！拗らせ北斗くん大好きです！続き楽しみにお待ちしてます！ (11月21日 13時) (
レス) id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 続き読みたいです。 (7月29日 16時) (レス) id: c9c9d458e3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 早く結ばれてほしい、別れた理由知りたいです。 (2023年1月8日 16時) (レス) @page35 id: 541c7ab773 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫野
| 作成日時：2022年11月26日 22時
