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22.リース ページ22

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京「樹の家いいわ〜」

渡「玄関に飾ってたリースまじで可愛かった」

樹「しょっぴーそれ何回言うの笑」

深「はいどうぞ〜」



樹んちのリビングにあるこたつに入っていると、ふっかが5人分のコップを持ってきてくれた。

中身はまさかのお茶で、うわぁ正直お茶好きじゃないんだよなとか思っていたら



京「A、北斗と一緒に来なかったんだね」

深「確かに、いつもこういう時一緒に来てたのに」



まさかのちょっと気まずめな話題になって、お茶のことなんかどうでもよくなってしまった。


北斗と私のことを知っているのは樹だけだから、もちろんこの3人は何も知らないわけで。

…これはいったい、なんて答えるのが正解なんだ。



樹「北斗目覚まし鳴ってんの気付かなくて二度寝したんだってよ」

渡「えー、めずらし」

京「いつも時間にはうるさいのにね」

「…だ、だよね、ほんと珍しい」



咄嗟に助けてくれた樹の方を見ると、小さく頷いてくれた。

やばい、めっちゃ助かった。



深「でもわかるわ、最近寒すぎて布団から出たくないもん」

樹「来週雪の予報出てるしな」

渡「まじ!?雪合戦できんじゃん」

「出たよ、渡辺ってほんとガキ」

京「めっちゃ辛辣www」



わざとらしく心臓を痛がるふりをする渡辺に、珍しく声を上げて笑う大我。

このあったかい空気懐かしいなーなんて考えていたら、突如インターホンの音が聞こえた。



深「あ、北斗か目黒来たかな?」

樹「はいはーい」



こたつから出て玄関へ向かった樹の声が、小さく聞こえている。

よく聞こえないけど、この会話量からして北斗…?


ガチャッとリビングのドアが開くと、そこには



渡「あれ、ふたり一緒に来たの?」

目「ううん、違う」

北「たまたまそこで会った」



まさかまさかの。どこか気まずそうな雰囲気が漂う北斗と目黒くんの姿が。




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くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います!拗らせ北斗くん大好きです!続き楽しみにお待ちしてます! (11月21日 13時) (レス) id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 続き読みたいです。 (7月29日 16時) (レス) id: c9c9d458e3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 早く結ばれてほしい、別れた理由知りたいです。 (2023年1月8日 16時) (レス) @page35 id: 541c7ab773 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫野 | 作成日時:2022年11月26日 22時

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