女神様の気紛れで騎士王に成り代わった私はイナズマイレブンの世界にトリップしたようだ【オリオンの刻印】パート2

第８９話 ページ42

私達はそれぞれ席に座り趙金雲の話を聞く



趙金雲「実は今回の大会には色んな悪い大人の事情が絡んでいるのです」



灰崎「やっぱり、アンタ何か知っていたんだな！」



趙金雲「知っての通り、サッカーは世界有数のビッグエンターテイメントビジネスなのです！」



趙金雲「世界経済を左右するほどに大きい・・・そこに目を付け、サッカーをビジネスとして徹底的に管理しようとしている組織があります！」



A「で、その組織の名は何と言うのだ？」



趙金雲「それが“オリオン財団”です！」



風丸「それが一星を送り込んだ来た組織ですか？」



趙金雲「そうです。オリオン財団はサッカーにおける経済効果が最大限になるように試合結果をコントロールします」



イナＧＯのフィフスセクターのようなものか



趙金雲「それによってサッカーをより大きなビジネスへと変えているのです！」



A「試合結果をコントロールしてサッカーをより大きなビジネスだと？下らん！」



立香「まさに欲にまみれた人間、金の亡者、って感じだね」



A「奴らはそんな下らない事の為に力を使っているというのか。狂ってるな、奴らはバーサーカーか？」



立香「そんな下らない事に力を使って必死になるくらいならその力をもっと世の中の役に立つ事に使えばいいのにね〜」



A「全くだ、力の無駄遣いだな」



剛陣「サッカーは勝負の世界だ！そんな事出来ねぇだろ！」



趙金雲「そこで動くのがオリオン財団のスパイ選手・・・」



A「オリオンの使徒か」



趙金雲「はい、その通り！オリオンの使徒達です！」



風丸「スパイ・・・？」



趙金雲「はい、彼らは時にチームの味方をし、時に味方のマイナスになる行動を取ります」



趙金雲「試合結果をオリオン財団が決めたプラン通りに進めていくのです」



やっていることがもう完全にフィフスセクターと同じだな



剛陣「それ完全に八百長じゃねぇか！！」



タツヤ「つまり、今まで不審なプレイをした連中がそのオリオンの使徒ってわけですね」



趙金雲「そういうことです」

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