第７０話 ページ23
〜夜〜
夕飯を食べ終えた私は気分転換に散歩していると円堂守と話をしている一星充の姿があった
気になった私は霊体化して二人の近くに行く
一星「円堂さん・・・何も聞かないんですか？疑ってるんですよね？」
円堂「ん？ああ、お前が皆から誤解されているってことか？」
一星「えっ・・・」
一星(コイツ馬鹿か？誤解してるのはお前の方なんだよ)
円堂「一星、俺はさ、皆自分の場所があるって思うんだ」
一星「自分の場所？」
円堂「最初はな、それが何処なのか皆分からないんだ。だけど、段々分かってくる。ここだって分かってくるんだ」
円堂「どんなことがあろうと忘れるな！ここには、俺達仲間がいる！チームがある！」
円堂「ここが、お前のいる場所だ！」
一星「チーム・・・」
その時、一星の中にある記憶が蘇る
『俺と兄ちゃんは最強のチームだ！』
一星「・・・・・・」
円堂「どうした？一星」
一星「いえ、別に・・・。俺は皆にチームだと思われているんでしょうか？」
円堂「仲間だっていがみ合う時くらいあるさ！お前はチームの一員だ！俺は、そう思っているぞ」
一星「そう、でしょうか・・・」
円堂「なあ一星、サッカーの良い所ってなんだと思う？」
一星「それは・・・そう言われると何なんでしょうね？」
確かに言われてみれば何だろうな・・・
円堂「仲間がいるってことさ！寂しい時も、辛くて泣きたい時も、皆がいる！仲間がいる！」
円堂「一緒に笑ったり、泣いたり、熱くなったり、仲間がいるってそれだけでスッゲー事なんだぜ？そう思うだろ！」
一星「別に思いません」
円堂守が語った仲間の素晴らしさをハッキリと否定する一星
円堂「げっ！？かっ・・・何でだよ・・・？」
一星(仲間なんて関係性が不確かな物・・・俺が今信じられるのは血の繋がりだけだ！)
『俺、兄ちゃんがサッカー選手なの、自慢なんだ』
『兄ちゃんは俺のヒーローだよ』
一星(俺は一人じゃない！俺には、アイツがいる！俺が救ってみせる！)
一星(アイツの為にも俺がやらなきゃ！)
円堂「一星？」
一星「・・・いえ」
円堂「じゃ一星、俺はもう行くな。これだけは忘れるな。俺はお前を仲間だって思っている！どんな事があってもな」
一星「え・・・」
そう言って円堂守は去っていった
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ベルナデッタ(プロフ) - 吹雪咲彩さん» 投票&コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえて嬉しいです！野坂君ですね！了解しました！ (2019年1月30日 3時) (
レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - 投票、野坂君に一票です!あと、やっぱりベルナデッタさんの作品、面白いです。これからも頑張って下さい! (2019年1月29日 22時) (レス) id: d350e9c723 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - 黒猫さん» コメント&投票ありがとうございます！楽しく読んでいただけて嬉しいです！野坂君に一票、了解しました！ (2019年1月25日 10時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - すごく話の内容が面白いです特に黒セイバーちゃんの食べるシーンすごく可愛かったです!落ちは野坂くんがいいです!また更新するのを楽しみにしています（＾ω＾） (2019年1月25日 1時) (レス) id: fa4f02dcf3 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - セツナさん» 投票&応援ありがとうございます！楽しんでいただけて何よりです！野坂君ですね？了解しました！ (2019年1月22日 18時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2019年1月21日 2時
