女神様の気紛れで騎士王に成り代わった私はイナズマイレブンの世界にトリップしたようだ【オリオンの刻印】パート2

第６８話 ページ21

〜次の日〜



チーム内の雰囲気は相変わらずだが次の試合に向けて合同練習する私達



一星充ただ一人を除いて・・・



円堂「良いぞ！そのまま攻めろ！不動にパスだ！」



グランドには円堂の声が響く



一星(今のチーム柱は円堂・・・アイツを排除すれば、チーム内部から崩れ落ちる・・・)



一星(豪炎寺、鬼道を排除してもアイツがいる限りチームのメンタルは崩れない・・・)



灰崎「次は円堂さんを狙ってるってところか。アイツの好きなようにはさせねぇ・・・」



A「灰崎、口を動かす暇があるなら体を動かせ」



灰崎「へいへい」



やっぱりほとんどの奴らは一星の事を警戒してるな



という私もまだ奴に警戒しているのだが・・・



趙金雲「はーーい！皆さーーん！自由時間はそこまで！次の相手に向けた特訓を始めますよ」



剛陣「はあ？自由時間だぁ？ちゃんと練習してただろうがよ！」



子文「次の相手、ウズベキスタンはスタミナが強力なチーム。それに対する特訓が必要なわけです」



趙金雲「ではチーム分けを発表します！」



緑、青、赤、黄色の四つのチームに分かれる



私は黄色チームだ



A「趙金雲、これから何をするんだ？」



趙金雲「チームに分かれてリレー対決をしてもらいます」



明日人「リレー？」



万作「スタミナ特訓じゃないのか？」



A「何もスタミナがある敵を打ち崩す方法がスタミナを使う事とは限らない」



氷浦「リレーということはどちらかというと瞬発力か」



趙金雲「一人の走行距離は１５メートル、チームで四角形を作りバトンを渡し続けてください」



灰崎「この特訓はどういう理屈だ？」



剛陣「こんな特訓が役に立つのか？」



趙金雲「チームの出発点にはティッシュが置いてあります。最後の走者はバトンを渡したらティッシュを一枚取ってください。これをティッシュが無くなるまで続けますよ」



岩戸「無くなるまでゴスか！？」



万作「これ結構な回数にならないか？」



不動「だったらやらねぇっていう選択肢はあんのか？」



明日人「まあ、やってみようよ！」



A「キョロキョロ)」



円堂「A、どうかしたのか？」



A「一星の姿が見当たらなくてな・・・」



ヒロト「確かに見当たらねぇな・・・」



灰崎「ほっとけよ」



A「・・・そうだな、今はいないやつの事を考えるよりも練習に集中しないとな」

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