女神様の気紛れで騎士王に成り代わった私はイナズマイレブンの世界にトリップしたようだ【オリオンの刻印】パート2

第６５話 ページ18

私と立香以外は突然の事に驚いている中、ＦＦＩ管理局の者達は更衣室のロッカーを調べ始めた



少しするとあるロッカーを調べている職員の手が止まった



男「ここのロッカーを使用しているのは？」



鬼道「俺です」



男「これはドーピング効果のある薬だな！」



鬼道以外「「えっ！？」」



鬼道「何だと！？」



男「ドーピング違反により、鬼道有人！君を代表選手失格と見なす！」



鬼道は職員の一人に肩と腕を掴まれる



円堂「鬼道！待ってください！鬼道がそんな事するわけない！」



男「言い分は取調室で聞く！！」



灰崎「鬼道！！」



鬼道「待て！話を聞いてくれ！これは何かの間違いだ！！」



風丸「鬼道！！」



円堂「鬼道！！」



円堂達の訴えは聞いてもらえず、鬼道はＦＦＩ管理局の者達に連行されてしまった



ガチャ！



鬼道が連行されてすぐ一星が部屋に入ってきた



一星「あーあ、鬼道さん失格になっちゃいましたね」



という一星の顔は良い後輩ではなく私や立香などの今までごく僅かな人間しか知らなかった裏の人格を出していた



灰崎「一星・・・！！てめぇが鬼道をハメたんだな！！」



一星「何の事かな〜？だけど良くないよねぇ〜？ドーピングなんて」



一星「鬼道さんがそんな卑怯な事をする人だったなんて〜。幻滅だなぁ〜」



灰崎「てめぇぇぇぇぇっ！！」



パシッ！



私は一星に掴みかかろうとする灰崎を止めた



灰崎「離せA！！」



A「ダメだ。今貴様を離したらコイツに手を出すだろ。」



A「そうしたら貴様まで退場になるぞ？」



灰崎「んなのてめぇには関係ねぇよ！！」



円堂「止めろ灰崎！！」



怒りの矛先を私に変えて殴りかかろうとする灰崎を止める円堂



もし殴られても私には何にも感じないから問題はないが



灰崎「邪魔すんじゃねぇよ！！」



立香「灰崎君、君の気持ちは分からなくもない。でも今ここで問題を起こしたら試合に出られなくなる」



円堂「Aと立香の言う通りだ。そんな事になったら鬼道が一番辛く思うはずだ・・・」



灰崎「くっ・・・」



灰崎は殴りかかろうとした手を下ろした

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