雑、愛されてます？ (ページ10)

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10.クラス分け授業ページ10

今日の放課後嫌だな。
絶対中間先輩にこき使われる。
想像するとため息が溢れた。

「どーしたん？早瀬さん」

しれっと隣の席に座る神山くん。

「えっ？もしかして隣、神山くんなん？」

神山「そやでー。数学はクラス混合だから知り合いが隣で嬉しいわ～＾＾」

数学はレベルごとにクラス分けするから
違うクラスの神山君と隣になることができた。
私こーみえて数学は得意なんですね。ハイ

神山「同学年だし、生徒会も一緒やから仲良うなりたかったんよ。仲良うしてな( ´ ▽ ` )」

神山くんのあまりの可愛さに思わず悶絶してしまう。
こんなに可愛い男子高校生おる？

早瀬A実はかわいいものに弱いのだ。(好物

「神山くん、いや、神ちゃんって呼んでもいい？」

神山「ええで。ほな、俺はAって呼ぶな！」

えぇっ！？いきなり名前呼び？
まぁ他の猿どもじゃなくて、神ちゃんなら全然OKだけどさ。

神山「なぁ、Aはなんでそんなにバイトしとるん？」

ちょっと遠慮がちに聞いてきた。神ちゃん

神ちゃんのそういう気遣いできる所ホントに好き

「実は一人暮らしなんよ。今月はちょっと生活費ギリギリでさ。」

神山「そーなん、えらいな？俺最初は不良なんかと思とったわ。遅刻欠席多いし」

えっ。神ちゃんにそんな風に思われてた事を知り地味にショックを受ける。(￣◇￣;)ｶﾞｰﾝ

神山「まぁ、これから分かり合っていったらええねん。そやろ？」

と言い頭ポンポンされた。

…神ちゃんとおったら癒されるとけど、
なぜかドキドキするなぁ
　