22.賭けと代償 ページ22
後輩の意外な一面に驚いていると後ろから
声をかけられた。
「頼む!俺達には早瀬のようなマネージャーが必要なんだ。サッカー部のマネになってくれ!」
土下座でもされそうな勢いで頼み込んでくる部長
「こんな私を必要としてくれるのは嬉しいんですが、
ごめんなさい。」
キッパリと断りグラウンドに戻ろうとすると手を掴まれ止められた。
〜〜〜〜〜〜〜
ちょっしつこいなぁ
「何度頼まれてもマネにはなれません。」
どーしたら諦めてくれるんですか。ボソっと呟くと
「分かった。じゃあ、今やってる1年の練習試合の勝敗を賭けよう。俺が負けたらキッパリ諦める。そのかわり俺が勝ったらマネージャーになってくれ。」
「はぁっ?」
ーーーーーーーーーー
急いでグラウンドに向かうと
前半終了1−0で東高がリードしていた。
ベンチには小瀧の姿もあり、助っ人として後半から試合に出るようだった。
さっき部長に言われた事試してみるか…
“男は単純な生き物だから女子の声援があるかないかで勝敗が左右されるんだ"
『まずは相手に近づき手を握る。
「小瀧〜!』
そして目を見て応援する。 最後に笑顔』
「絶対に逆転してね。小瀧頑張って!」ニコ
えっとこれでいいんだよね?
本当にこんな事で勝敗が左右されるのかな…
不安に思っていると
「ッ/////了解っす。
先輩はそこで俺の活躍みててください!!!!」
…本当に効果あるとは
なんかよく分からんけど小瀧のやる気が上がった
みたいで良かった
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作者名:シュウ | 作成日時:2020年1月13日 11時