16.意外な一面 ページ16
貴女side
中間「…今回は悪かった。ホンマに」
90度キチっと頭を下げる会長にただの鬼畜ではないんだなと思った。
「いや、分かってもらえて良かったです。では、」
なんだかきまづかったので出ようとすると
手を掴まれ止められた。
中間「あのなぁ、俺は昨日真犯人が生徒会室に入ろうとしてるとこ見とったんや。」
えぇ!?じゃあ、わざと…
中間「あぁ…わざとオマエを追い出せたらええなって思って黙ってたんや。」
嫌われてる自覚はあったけどそこまでとは、
普通にショック…
中間「違うねん。オマエがというよりも女が嫌いやねん。」
えっ男が好きってこと?先輩ってそっち系?
中間「ちゃうわ!」
「えっ!心読まないでくださいよ。」
中間「おもいっきり口に出とる。まぁええわ、
俺中等部の時こないなことがあって俺の祖母の形見盗まれとんねん。」
「……」
中間「俺の1番大切な人の形見だったから血眼になって探したら女が盗ってたんや。
俺ありえへんってなって、そっからずっーと女は嫌いやったんや。」
……先輩にもいろいろあったんだなぁ。
イケメンって意外に苦労してるんですね。
中間「せやけど自分のことはあんまり女に見えんかった。(オマエのことはあんまり嫌いじゃなかった)」
えっ!?ここで貶す?イラァ
ツッコミできんし、こんなタイミング!
やっぱこの人嫌いだ…
中間「オマエは前の女達より大分仕事ができたし、何言っても凹まないから。辞めさせようとするのは大変だった。
でも、流星が送ってきた動画見たら俺が間違ってたって思い知らされたわ。」
えっ…動画!?何ソレ
初耳なんだけど…
中間「女が全員悪いやつやないってこと、こんな当然なことに気付かされた。
これも全部オマエのおかげや。」
…え、どーいうこと?動画ってなんのこと?
まさか、アレ全部撮られてたのー?
急いで藤井んとこ行かないと
中間「俺オマエのこと…「ちょっ失礼します!!」
中間「はぁ、なんや!?俺やっぱアイツ嫌いや」
思いがすれ違いまくる2人であった…
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作者名:シュウ | 作成日時:2020年1月13日 11時