14.真犯人 ページ14
カチャ
「…」ガサガサガサガサ
「ねぇ、こんなことはもーやめなよ!」
「!?」
「あなた藤井流星のファンなんでしょう?
万年筆もジャージも藤井が借りて昨日まで藤井の机にあったし、そのキーホルダーは藤井と小瀧のお揃いのやつなんだよね?」
「…ごめんなさい。ホントにごめんなさい。
私1年の時、流星君に助けてもらったことがあって、その時から本当に彼のこと好きなの。
でも、私可愛くないからつり合わないのは分かってた。だからコレを最後にしようって…」
「…そっか。でもね、この行為は最低だよ。
あなたは助けてもらった、恩人の大切なものを失わせてたかもしれないんだよ!
藤井が悲しむことを想像できなかったの?」
「グス…ごめんなさい。私がバカだった。」
大粒の涙を流す彼女を後ろから抱きしめる。
「それにね、貴方は可愛くないなんてことはないよ。
ホントはこんなに綺麗な心を持ってるんだ。
諦めるんじゃなくて釣り合うように努力しよう!」
そーいうと彼女は反省し、明日謝りに行くと言って帰って行った。
「なんやそーいうことやったんか!」
「藤井!?」
藤井「えらい。カッコいいのー早瀬。さっきまで泣いてた人とは思えへん。」
「ちょっそれは/////」
藤井「早瀬可愛げないから男にはモテへんけど女からモテるんちゃう?」ww
「うっさいわー!!このイケメン猿め!」
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作者名:シュウ | 作成日時:2020年1月13日 11時