11.初仕事 ページ11
放課後
中間「オィ、これやっといて。」
相変わらず偉そうに指示を出す先輩。
この唇ゲルゲめ！
資料通りにタイピングする簡単な仕事だったから５分くらいで終わらせることができた。
「先輩。できました！」
中間「…んじゃ、コレとアレとソレも。」
と大量に資料を渡される。
中間「オィこれ、へが平仮名記入になってんねんけど。見本は片仮名やろ。そんなこともできんのか！」
…この鬼畜！なんなんだよ、ｲﾗ
「すみませでした。すぐ直します。」
ーーーー
ふぅ〜やっと終わったー。
あの後も会長のダメ出しが続き、全て終わったのは下校時間をとうに過ぎてからだった。
やっと家に帰れると思い下駄箱に向かっていると
生徒会室に電気がついてることに気づく。
アレ？電気は消して戸締りもしたはず。誰か忘れ物でもしたんかな？藤井とか
まぁ、いっかー！
ーーーーーーーー
濱田「あー、俺のジャージがない！」
小瀧「俺のキーホルダーもや…」
神山「俺の万年筆もない(◞‸◟)」
もーダメだなぁ。整理整頓はしっかりしないと。
アレ…でも、それ昨日までは
濱田「久々にやられてもーたなぁ。」
神山「完璧油断してたわ…」
「えっ！？どーいうことですか？」
濱田「俺らよくファンの子に物取られたりするんや。」
諦めモードの皆んな
中間「…オマエ昨日夜遅くまで残ってたやろ？」
鋭い目つきでこっちを睨みつけてくる先輩
えっ、もしかしなくても疑われてるよね？
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作者名：シュウ | 作成日時：2020年1月13日 11時
