2.呼び出し ページ2
貴方side
はぁ……
バイト三昧の春休みが終わり今日から始業式。
ただでさえ憂鬱なのに生徒会に呼び出された
最悪だぁ…
でもさっさと行って早くバイト行かないと
ーーーーーーーーーー
「失礼しまーす!」
「あっ早瀬さん?俺は生徒会長の中間淳太。よろしくね!」ニコ
うわっ…この人裏ありそー。
あんまよろしくしたくないわ〜
「俺は副会長の桐山照史や。よろしゅーな!^ - ^」
「俺は書記やってる濱田崇裕や。よろしゅーな^^」
この人達は普通にいい人そう。
淳太「それで本題に入るんだけど、早瀬さん人より大分遅刻欠席多いんだけど何か理由があるのかな?」
ゲッ まぁやっぱその話だよな〜。
めんどいなぁ…
「…実は私生まれつき体が弱くて病院通いなんです。
皆には心配かけたくないのでこの事は秘密にしてくれませんか?」
懸命に頼む
フリをする。こんなの真っ赤な嘘。
ホントは生活費を稼ぐためにバイトしてるんだよね。
「そーなんか!分かった。秘密にする。
もしなんかあったら俺らのこと頼ってや〜!」
うんうんと頷く先輩達には多少罪悪感を感じる。
「ありがとうございます!…あの、今日もこれから病院あるんでもう行ってもいいですか?」
早くバイト行かないと遅刻するからね!本当に
嘘は悪いけど、まぁしょうがないよね。
生活のためだし!
「じゃっ失礼しましたー!」
よしっ門を潜り抜けたら猛ダッシュする
この時の私は冷酷麻痺なあの人に見られていたとは思いもしなかった…
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作者名:シュウ | 作成日時:2020年1月13日 11時