帰宅部の活動内容【N.Daigo】～Season 2～ (ページ7)

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トイレに行きたくなって、

済ませて戻ろうとしていると、

同じ制服の女子5人組が前から歩いてくるのが見えた。

…やば！

あの4人と一緒にきてんのばれたら…

ううう、

末恐ろしい。

なるべく下を向いて目を合わせないようにしてたのに、

すれ違いざまに

『あれ、Aちゃん？』

運の悪いことに、

気づかれてしまった。

「…あ！ぐ、偶然やね」

なんとか、

バレませんように…

『ほんまやねー笑

誰と来たん？』

それ一番聞かれたくない質問…！！

「えっと、と、友達と！」

まあ友達っていえば友達やから。

『そうなんや～』

うん、そうなの。

もう行っていい？？

西「Aー…って、

ん？友達？」

なぜ、

今、

現れる

今私は、

女子としての高校生活の

相続の危機にあるっていうのに…！！

一番現れて欲しくない男が来てしまった…。

徹底的に、運が悪い。

『え、西畑くんやん！』

女子たちの目が一気に変わった。

『友達って、西畑くんのこと？！』

「…えっと…」

西「え、俺ら友達じゃなくて…」

「あ、ごめん！

もう行かないと！！

時間がね、ね？！」

『えっ？ちょ…』

半ば強引に

西畑の手を引っ張って

早歩きでその場を去った。